【下関】車なし&バスで巡るおすすめ観光スポット6選
山口県の最西端に位置し、古くから港町として栄えてきた下関市。源氏が平氏を滅ぼした「壇ノ浦の戦い」の舞台となった地でもあり、市内にはその歴史を伝える名所や旧跡が数多く点在しています。その他、本州と九州を結ぶ「関門トンネル」や、日本最大級のフグの卸売市場として知られる「唐戸市場」など、下関の地理や歴史を体感しながら学べるスポットも。
これらの見どころがコンパクトに集まっているため、車なしでも快適に巡れるのも大きな魅力のひとつ。当記事では、公共交通機関で気軽にアクセスできる下関の観光スポットをご紹介します。
1関門トンネル人道
下関から門司港まで歩いて横断できる海底トンネル
山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ関門トンネルには、関門海峡の海底を歩いて渡ることができる歩行者用トンネルがあります。世界的にも珍しいこのトンネルは、全長約780mで、徒歩わずか15分ほどで横断可能。自転車や原動機付自転車でも通行できますが、トンネル内では押して歩く必要があります。
また、関門トンネルに関する資料も展示されており、関門海峡の歴史を体感できるスポットとして、多くの旅行者が訪れています。
県境をひとまたぎする、貴重な体験も
エレベーターで地下へ降りると、海面下約60mに続くトンネルが広がり、静かな海底空間を散策できます。トンネルの中央付近には山口県と福岡県の県境があり、本州と九州を徒歩でまたぐという貴重な体験も。県境標示も設置されているため、ここで記念写真を撮るのも楽しいでしょう。
また、下関側・門司側それぞれのエレベーターホールには記念スタンプが設置されていて、両方のスタンプを押して指定の進呈場所へ持参すると、「関門TOPPA!記念証」がもらえます。
ご当地
サポーター
トンネル内は湿度が高く、風も通らないため、季節によっては歩いていると汗をかくこともあります。飲み物や汗を拭くためのハンカチなどを持参すると安心です。
- 関門トンネル人道(下関側入り口)
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下関市みもすそ川町22-34 MAP
JR下関駅からバス乗車、「御裳川」下車すぐ
6:00~22:00
無休
歩行者は無料、自転車・原動機付自転車(50cc以下)は20円
※軽車両の場合は押して歩く
093-618-3141
無料
2唐戸市場
鮮度抜群の旬の海産物を味わえる「下関の台所」
三方を海に囲まれた下関の立地を生かし、フグをはじめとした地元の漁港から水揚げされた海産物や全国各地から集められた海産物が並ぶ市場。激しい潮流の関門海峡で育った魚介類は身が引き締まり、鮮度の高さが特徴です。
月〜木曜日は事業者向けの卸売りが中心ですが、一般の方も自由に入場可能。市場内には、カマボコなどの水産加工品や山口の名産品を販売する店舗もあり、お土産の購入にも最適です。2階には、新鮮な海産物を使った料理を提供する食堂や寿司店も並びます。
週末と祝日は、各店舗が寿司を販売する飲食イベントを開催
週末と祝日には、各店舗が握り寿司や魚の揚げ物などを提供するグルメイベント「活きいき馬関街」を開催。気軽に食べ歩きを楽しめます。市場の外には、ウッドデッキや芝生広場があるため、関門海峡を眺めながらゆっくり食事をするのもおすすめです。
平日は多くの店舗が午前中で営業終了。週末と祝日は店舗によってはオープン前から行列ができることもあるため、事前に訪れたい店の営業時間などを調べておくと安心です。
ご当地
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「活きいき馬関街」では、フグやクジラ、アンコウなど、下関ならではの珍しい海の幸を手頃な価格で味わうことができます。多くの観光客でにぎわうため、身軽な服装で訪れるのがおすすめです。
3赤間神宮
朱塗りの鮮やかな水天門がシンボリックな神社
満1歳で天皇に即位し、1185年(文治元年)の壇ノ浦の戦いで、わずか8歳という歴代天皇最年少で崩御した安徳天皇を御祭神として祀る神社。壇ノ浦で入水した安徳天皇にちなみ、水に深いゆかりを持つことから海上安全や水難除けのご利益があるとされ、パワースポットとしても注目を集めています。
朱塗りで竜宮造りが特徴的な「水天門」は、毎日日没から24時までライトアップを実施。暗闇に朱色が浮かび上がる幻想的な景観は訪れる人たちを魅了します。
平家物語ゆかりの地。境内には平家一門の御霊が眠る
境内には、平知盛をはじめとする平家の武将たちを祀る「七盛塚」や、壇ノ浦の戦いを語った琵琶法師・耳なし芳一の木像が納められている「耳なし芳一堂」などがあります。毎年7月15日には「耳なし芳一まつり」が開催され、芳一堂や平家一門の墓「七盛塚(ななもりづか)」の前で神事が行われる他、琵琶奏者による演奏などが奉納されます。
また、例年5月には安徳天皇の命日にあわせて3日間にわたり「先帝祭」が開催。豪華絢爛な着物をまとった太夫たちが参拝する「上臈道中」は、祭りの中でも特に注目を集める行事です。
ご当地
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鮮やかな朱色に彩られた美しい神社です。安徳天皇や壇ノ浦の戦いで敗れた平家一門にまつわる歴史に思いを馳せながら参拝できます。
4旧下関英国領事館
海の街に佇む赤レンガの洋館。下関に残る、現存最古の領事館建築
明治後半、駐日英国大使アーネスト・サトウの本国への申し出により、西日本における外交・経済・交通の拠点であった下関に英国領事館が設置されました。開設当初は日本家屋が使用されていましたが、領事業務の拡大に伴い、1906年(明治39年)に現在の洋館が建設されました。
重要文化財に指定されているこの建物は、日本に現存する最古の領事館建築。建物の配置や構造には、領事館ならではの特徴が表れており、明治期の外交関連施設を代表する貴重な建築物としても高く評価されています。
本館には歴史資料の展示の他、喫茶室やショップも
本館1階には、記念撮影ができる旧領事室や、展示資料を公開している旧海事監督官室があります。また、ショップも併設されており、公式キャラクター「ピーターラビット™」のグッズをはじめ、ここでしか手に入らないオリジナル商品も販売しています。
2階の寝室や居間は、現在は喫茶室「tearoom Liz」として使われており、厳選された茶葉を使用した紅茶とともに、ピーターラビット™オリジナルアフタヌーンティーが楽しめます。英国情緒あふれる空間で、優雅なティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
ご当地
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本館の北に位置する附属室は、厨房や使用人の部屋、石炭庫および便所として使用されていました。現在は様々な展示会やイベントが開催されるギャラリーになっています。
5亀山八幡宮
「関の氏神」として親しまれる歴史ある古社
地元の人たちから「関の氏神」として親しまれている神社。平安時代の859年(貞観元年)に、大分県の宇佐神宮から勧請されたことが始まりとされています。
「亀山」の由来には、八幡宮が建つ地がかつて島であり、その形が亀に似ていたこと、また宇佐の八幡様が祀られていた山が亀山であったことなど諸説あります。
御祭神は、応神天皇をはじめ、仲哀天皇、神功皇后、仁徳天皇の四柱。中でも、応神天皇は武運の神として知られ、出世や必勝祈願のご利益があるとされています。
様々な歴史的な見どころや「ふく」の授与品も必見
境内には、高台から望む関門海峡の景色をはじめ、今にも海へ飛び込んでいきそうなほどの迫力がある「ふくの銅像」など、見どころがたくさん。下関市出身の小説家・林芙美子の記念碑や、亀山砲台跡など多くの史跡も点在しています。
授与品は、「ふく」をモチーフにしたお守りやおみくじ、絵馬などが人気です。どれもデザインがかわいらしく、旅の記念として持ち帰れば、幸福を届けてくれること間違いなしです。
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境内には「床屋発祥の地碑」や、下関名産のウニ文化を今に伝える「うにの碑」など、ユニークな碑もあるのでぜひ探してみてください。
6城下町長府(ちょうふ)
江戸時代から幕末にかけての歴史情緒あふれる城下町
下関駅からバスで約20分の場所にある長府には、歴史が息づく静かな町並みが広がっています。関ヶ原の戦い後に、長州藩の支藩である長府藩の拠点となった武家町であり、伝統的な日本庭園を有する「長府毛利邸」や、高杉晋作が挙兵し倒幕への決起の地として知られる「功山寺」など、歴史好きにはたまらないスポットが点在しています。
江戸時代の土塀や石垣が続く「古江小路(ふるえしょうじ)」を歩けば、城下町として栄えた当時の面影を感じられ、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえます。
おしゃれなカフェやアンティークショップなども点在
カモや鯉がのんびりと泳ぐ壇具川(だんぐがわ)の近くには、「長府藩侍屋敷長屋」があります。現在は休憩所として無料公開されており、仲間部屋の格子窓の造りなどから、当時の上級藩士の生活の一端を垣間見ることができます。
貴重な歴史スポット以外にも、古民家カフェやアンティークショップなどのおしゃれなお店もあり、町歩きをしながらショッピングも楽しめます。バス停近くには、山口県のお土産が揃う「長府観光会館店」やセレクトショップもあるので、帰りにお土産を買って帰るのに便利です。
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さらに下関の歴史を知りたいという方は、長府毛利家の遺品や幕末維新期の資料を中心に収蔵・展示する「下関市立歴史博物館」を訪れるのもいいでしょう。




