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奥飛騨エリアを楽しみ尽くす、おすすめの観光スポット5選

標高3,000m級の北アルプスの山々に抱かれた奥飛騨温泉郷。豊富な湯量の温泉だけでなく、大自然が生み出す絶景や、この土地ならではの体験が楽しめる観光スポットも数多くあります。神秘的な鍾乳洞に、子グマと写真が撮れるクマ牧場、日本唯一の2階建てゴンドラで行く雲上の世界など、奥飛騨の旅を彩る見どころをご紹介。温泉街から少し足を延ばして、季節ごとに異なる魅力に触れてみてください。

日本唯一の2階建てゴンドラに乗り、天空のデッキへ

2025年にリニューアルした西穂高口駅の展望デッキ「AlpScape(アルプスケープ)」
2025年にリニューアルした西穂高口駅の展望デッキ「AlpScape(アルプスケープ)」

標高2,156mの雲上の世界まで、気軽に天空散歩が楽しめる人気のスポット。新穂高温泉駅から第1と第2のふたつのロープウェイを乗り継ぎ、北アルプス登山の玄関口、西穂高口駅に向かいます。第2ロープウェイは、日本でここだけの2階建てゴンドラを導入。全面ガラス張りのゴンドラに乗り込めば、目線の高さに迫り来る北アルプスを前に、高揚感がぐんと増していきます。
ロープウェイの終着駅、西穂高口駅の屋上で待っているのは、360度のパノラマビュー。眼前には壮大な穂高連峰がそびえ、足元には深い谷が。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星の評価を受けた、雄大な景色が一望できます。

北アルプスの大パノラマを望み、ご当地グルメも堪能

フォトジェニックな「頂チュロス」は、もちもちの食感
フォトジェニックな「頂チュロス」は、もちもちの食感

広々とした屋上のデッキで絶景を満喫したら、隣接する「頂の森」で散策を楽しむのもおすすめです。原生林に囲まれたウッドデッキや、ロープウェイの発着を眺めるカウンター、憩いのテラスなど、大自然に抱かれてくつろげるスポットもあります。
2階の「CAFE GOKAN」では、地元食材を使ったホットサンドの他、ホイップクリームで雲海を表現した「雲海ココア」や、「頂」の文字をかたどった米粉チュロスなど、写真映えするメニューも豊富。雲上の景色とともに、心もお腹も満たされるひとときを過ごせます。

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第1と第2ロープウェイの乗り換え地点、しらかば平駅にもぜひお立ち寄りを。ゴンドラをモチーフにした食パンが人気のベーカリーや、オリジナルグッズが買えるショップ、ロープウェイを眺めながら入れる足湯もあります。

新穂高ロープウェイ
  • 住所岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉 MAP
  • アクセスJR高山駅から車で約60分
  • バスアクセスJR高山駅(高山濃飛バスセンター)からバス乗車、「新穂高ロープウェイ」下車徒歩すぐ
  • 営業時間新穂高温泉駅上り始発8:30、上り終発16:00
    西穂高口駅下り始発8:45、下り終発16:45
  • 定休日無休 ※荒天時、メンテナンスによる運休の場合あり
  • 入場料第1・第2ロープウェイ往復乗車券 大人(中学生〜)3,800円、子供(6歳〜)1,900円 他
  • TEL0578-89-2252
  • 駐車場有料
  • メモ営業時間(ロープウェイ時刻表)はシーズンにより異なる。
    足湯は2026年12月15日までリニューアル工事中

昭和にタイムスリップしたかのよう。山あいのレトロな朝市

年中無休で午前中のみ営業
年中無休で午前中のみ営業

奥飛騨温泉郷のひとつ、福地(ふくじ)温泉で、1994年から続く朝市。建物内には昭和のポスターやレコードがひしめき、タイムスリップしたかのような懐かしい雰囲気が漂います。
もともと「農家とお客さんをつなぐ場所にしたい」と始まった朝市だけに、人気があるのは奥飛騨の農家が育てた旬の野菜。前日店主が仕入れた採れたての野菜が、朝6時半には店先に並びます。温泉郷の居酒屋や宿の板前さんが買いに来ることもあるほど、鮮度のよさはお墨付き。春はコシアブラやタラノメなどの山菜、夏はみずみずしいトマトや名産の宿儺(すくな)かぼちゃ、秋は天然キノコに目を奪われます。

地元の旬野菜や伝統の保存食・寒干し大根をお土産に

季節ごとに旬の山菜や野菜、キノコなどが並ぶ
季節ごとに旬の山菜や野菜、キノコなどが並ぶ

野菜が少ない時期は、奥飛騨山之村地区で昔から作られている「寒干し大根」に注目です。厳冬期、輪切りにして茹でた大根を棒に刺し、軒先に干して乾燥させた保存食。大根の自然の甘みが凝縮して、格別な味わいだといいます。使い方やおすすめの料理を店主に教えてもらえるのも、朝市らしい楽しみ方です。
この他、建物の中には朴葉(ほおば)味噌や漬物などの食品や民芸品、木工品もずらり。奥飛騨の名品に出合えます。

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「朝市」の旗と古いブリキの看板が目印。レトロなアイテムは、店主のお父様が集めたものだそう。壁には昭和のアイドルや俳優の写真がびっしりと貼られ、ノスタルジックなムードに浸れます。

福地温泉朝市
  • 住所岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地110 MAP
  • アクセスJR高山駅から車で約55分、平湯温泉から車で約10分
  • バスアクセスJR高山駅(高山濃飛バスセンター)または平湯温泉からバス乗車、「福地温泉」下車徒歩約1分
  • 営業時間6:30〜11:00、11月中旬〜4月中旬8:30〜
  • 定休日無休
  • TEL0578-89-3600
  • 駐車場無料

牧場で生まれ育った愛嬌あるクマたち

ビスケットやリンゴ(収穫期のみ)を購入して、エサやり体験も
ビスケットやリンゴ(収穫期のみ)を購入して、エサやり体験も

1976年(昭和51年)の開園以来、周辺で生まれたツキノワグマを長年飼育してきた、クマだけの動物園。現在いるのはこの牧場で生まれ育った3〜4代目のクマたちで、その数131頭と、ツキノワグマの飼育数日本一(2026年6月現在)を誇ります。
年齢・性別ごとに分けられたゾーンを巡れば、人慣れした穏やかなクマたちが暮らす様子を見ることができます。おやつのビスケットを見せると、手を挙げたり二足で立ち上がったりして、上手にキャッチ。その姿がなんとも愛らしく、来園者を魅了しています。

子グマと一緒に写真が撮れる貴重な体験も

「こぐまと一緒に記念撮影」は1組3名まで。開催日の10:00〜11:30、13:30〜15:30に先着順で受付
「こぐまと一緒に記念撮影」は1組3名まで。開催日の10:00〜11:30、13:30〜15:30に先着順で受付

「こぐまロッジ」では、4月後半から翌年明けまで、その年の1〜2月に生まれた生後1年未満の子グマと記念撮影が楽しめます。ベンチに座ると、スタッフが子グマを膝に乗せてくれ、手持ちのスマートフォンやカメラで撮影してくれます。ごはんをあげている間、そっとなでることもできる、特別なふれあいタイムです。
最後は「森の物産館」へ。ぬいぐるみや熊鈴などクマのグッズが揃い、お土産選びにぴったりです。

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子グマと記念撮影すると、子グマの写真と名前、プロフィールが書かれたカードがもらえます。園内の各ゾーンにはクマの名前と写真が掲示されているので、抱っこした子グマの成長を楽しみに、何年か後にまた訪れる人も多いそうですよ。

奥飛騨クマ牧場
  • 住所岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ケ根2435 MAP
  • アクセスJR高山駅から車で約50分、平湯温泉から車で約6分
  • バスアクセスJR高山駅(高山濃飛バスセンター)または平湯温泉からバス乗車、「クマ牧場前」下車徒歩約20分
  • 営業時間4〜11月 8:00〜17:00(最終入館16:30)、12〜3月 9:00〜16:30(最終入館16:00)
  • 定休日4〜11月 無休、12〜3月 水曜
  • 入場料中学生以上1,400円、3歳〜小学生700円、「こぐまと一緒に記念撮影」1組1,000円
  • TEL0578-89-2761
  • 駐車場無料
  • メモ「こぐまと一緒に記念撮影」は4月20日前後〜10月31日の月・水・金〜日・祝日、11月1日〜お正月の土・日・祝日の、10:00〜11:30、13:30〜15:30のみ開催

悠久の時と大自然がつくり上げた、神秘的な世界

鍾乳石は1cm伸びるのに100年かかるといい、今でも成長を続けている
鍾乳石は1cm伸びるのに100年かかるといい、今でも成長を続けている

日本に約80カ所ある観光鍾乳洞の中でも、最も高い標高約900mに位置する鍾乳洞。1965年(昭和40年)に大橋外吉氏によって発見され、全長約800mにわたって神秘的な地下空間が続きます。洞窟の中に足を踏み入れると、ひんやりとした空気と滴る水音に包まれます。天井からはつららのような鍾乳石が無数に垂れ下がり、中でもストローと呼ばれる白く繊細な鍾乳管が数多く見られるのは、ここならではの特徴。洞内で最も天井が高いエリア「竜宮の夜景」では、青いライトに照らされた地下水と純白の鍾乳石が織りなす、幻想的な光景が楽しめます。

鍾乳石が彩る地下世界で、探検気分を楽しむ

2億5千万年前、この辺りは海で、サンゴからつくられた石灰石が長い年月をかけて雨水に溶け、堆積して鍾乳洞に
2億5千万年前、この辺りは海で、サンゴからつくられた石灰石が長い年月をかけて雨水に溶け、堆積して鍾乳洞に

不規則にねじれて垂れ下がる鍾乳石・ヘリクタイトや、洞穴サンゴで形作られた大きな石の裂け目など、見どころは様々。その姿から「国会議事堂」や「テンガロンハット」など、ユニークな名前の鍾乳石も見られます。
一年を通して約12℃という冷涼な洞内環境を生かし、洞窟内には日本酒や焼酎を熟成させるセラーも。低温で長期貯蔵することで、まろやかな味わいになるのだといいます。
曲がりくねった通路を抜け、狭い階段を昇り降りして進めば、まるで地底を探検しているような気分に。長い年月が育んだ自然の造形美に、太古のロマンを感じるひとときです。

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鍾乳洞は第1洞〜第3洞まで歩くと20〜30分ほど。ペットと一緒に見学できるのもうれしいポイントです。帰路に見える鍾乳洞脇の山肌が、冬になると青白い氷に覆われる「氷の渓谷」も、見応えがありますよ。

飛騨大鍾乳洞
  • 住所岐阜県高山市丹生川町日面1147 MAP
  • アクセスJR高山駅から車で約25分、平湯温泉から車で約25分
  • バスアクセスJR高山駅(高山濃飛バスセンター)または平湯温泉からバス乗車、「鍾乳洞口」下車無料シャトルバスで約3分
  • 営業時間4〜10月8:00〜17:30(最終入場17:00)、1〜3月9:00〜16:30(最終入場16:00)
  • 定休日12月31日、1月1日
  • 入場料大人1,100円、小・中学生550円
  • TEL0577-79-2211
  • 駐車場無料

高さ64mから流れ落ちる、豪快な滝を間近で体感

標高約1,400m、中部山岳国立公園内の平湯温泉にある名瀑。日本の滝百選や、飛騨三大瀑布のひとつにも選ばれています。落差64m、幅6mを誇る滝は、水音が周囲に轟き、水しぶきが舞うダイナミックさ。雪解けの季節には、豊かな水量で流れ落ちる姿がひときわ豪快です。春から秋までは滝見展望広場まで車でアクセスでき、遊歩道を数分歩けば滝壺近くまで行けるのも魅力。迫力満点の光景と自然の力強さを体感できます。

新緑に紅葉、氷瀑まで。四季折々の滝の表情を眺める

春から夏にかけては青々とした新緑に包まれ、水しぶきを含んだ涼やかな風が吹き抜けます。秋にはカエデやブナ、シラカバが色づき、鮮やかな紅葉のグラデーションが滝をカラフルに彩ります。冬になると、厳しい寒さで滝の表面が凍結し、巨大な氷柱が出現。「平湯大滝結氷まつり」期間中は氷瀑周辺がライトアップされ、幻想的な風景が広がります。季節ごとに異なる表情を見せる、奥飛騨を代表する景観スポットです。

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滝見展望広場で車を降りると、耳に飛び込んでくるのが豪快な水音。遊歩道は森林浴を楽しみながら歩けます。紅葉は例年10月上旬〜中旬が見頃。2月下旬に開催される平湯大滝結氷まつりでは、氷瀑と花火の共演も楽しめます。

平湯大滝
  • 住所岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯 MAP
  • アクセスJR高山駅から車で約50分
  • バスアクセスJR高山駅(高山濃飛バスセンター)からバス乗車、「大滝口・キャンプ場 前」下車徒歩約20分
  • TEL0578-89-2614(奥飛騨温泉郷観光協会)
  • 駐車場無料
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