【2025年版】早咲きのあたみ桜を楽しむ!開花時期、名所を紹介
熱海では、例年1月から濃いピンク色が鮮やかな「あたみ桜」が花を咲かせます。さらに、3月からはソメイヨシノも見頃を迎えるため、熱海では冬から春先までに花見を2回楽しめます。そんな熱海で桜が楽しめる、おすすめ花見スポットをご紹介します。
「あたみ桜」とは?
「あたみ桜」は、明治初期にイタリア人の手によってレモンやナツメヤシと共に、熱海に伝わったと言われています。開花時期が非常に早いのが特徴で、沖縄のカンヒザクラ(寒緋桜)とほぼ同時期の1月に開花することから、早咲きの桜として親しまれ、それをお目当てに熱海を訪れる観光客もたくさんいます。
ひとつひとつの花が大きく、濃いピンク色をした美しいあたみ桜は、熱海を訪れる人々に少し早い春を感じさせてくれます。
あたみ桜の開花時期
あたみ桜の開花時期は、例年1月から2月上旬。1つの枝に早期開花の芽と後期開花の芽の2種類を形成するため、開花期間が非常に長いのも、あたみ桜の特徴です。一般的な桜が1~2週間で散ってしまうところ、あたみ桜は1カ月以上も咲き続けるので美しい桜を長く楽しめます。
熱海で行われる桜祭り
あたみ桜の開花時期に行われるのが、「あたみ桜糸川桜まつり」。熱海市内の中心部を流れる糸川の遊歩道沿いを中心に開催され、大道芸やバンドによる音楽の演奏などの催しで盛り上がります。祭り期間中は、夕方から桜がライトアップされるので、夜桜を楽しむこともできます。
▼あたみ桜糸川桜まつり
URL:https://www.ataminews.gr.jp/event/208/
会場:糸川遊歩道(静岡県熱海市銀座町、中央町の境)
期間:2025年1月11日(土)~2月9日(日)
ライトアップ:16:30~23:00
TEL:0557-85-2222(熱海市観光協会)
<あたみ桜の名所>
シーズンになると、熱海の至る所で楽しむことができるあたみ桜ですが、特に美しいとされる名所をご紹介します。
1糸川遊歩道(全58本)
- 糸川遊歩道
-
- 静岡県熱海市銀座町~中央町 MAP
- JR熱海駅より徒歩約15分
- 0557-85-2222(熱海市観光協会)
- 無し(周辺有料駐車場を利用)
3釜鳴屋平七夫婦像
「釜鳴屋平七夫婦像」のそばにも、あたみ桜が咲きます。海と桜を同時に見ることができ、眺めの良いスポットとして有名です。
- 釜鳴屋平七夫婦像
-
- 静岡県熱海市渚町2 MAP
- 熱海駅から徒歩約12分
4熱海梅園前市道~熱海梅園
梅園前の市道にも、あたみ桜が咲き誇ります。梅の開花時期に合わせて行けば、梅と桜どちらも1日で楽しむことができます。
- 熱海梅園
-
- https://www.ataminews.gr.jp/spot/105/
- 静岡県熱海市梅園町8-11 MAP
- JR来宮駅から徒歩約10分
- JR熱海駅から相の原団地行きバス乗車約15分、「梅園」下車すぐ
- 入園の時間制限なし
- なし
- 無料(梅まつり期間中8:30〜16:00は入園料300円、中学生以下無料)
- 0557-86-6218(熱海市公園緑地課)
- 100台(有料)※イベント開催時のみ利用可能
<ソメイヨシノ>
熱海では、早咲きの「あたみ桜」だけではなく、「ソメイヨシノ」も楽しむこともできます。ソメイヨシノは関東の開花時期と同じく例年3月から見頃を迎えます。この時期に熱海城では「さくら祭り」が開催され、城下の桜がライトアップされる姿はとても幻想的です。
ソメイヨシノの名所は、「さくら祭り」が行われる熱海城に加えて、姫の沢公園が挙げられます。ハイキングコースも整備されていて、ピクニックにも最適。熱海駅周辺から少し離れますが、車でドライブがてら訪れてみるのもおすすめです。
5熱海城
- 熱海城
-
- http://www.atamijyo.com/
- 静岡県熱海市曽我山1993 MAP
- 熱海駅より湯~遊~バス乗車約13分、「熱海城前」下車
- 0557-81-6206
- 有料
6姫の沢公園
- 姫の沢公園
-
- https://www.seibu-la.co.jp/himenosawa/
- 静岡県熱海市伊豆山1164-1 MAP
- JR熱海駅から伊豆箱根バス「関所跡・箱根園」行き乗車約25分、「姫の沢公園」下車
- 0557-83-5301(姫の沢公園施設事務所)
- 無料
MAP
- <あたみ桜の名所>
- <ソメイヨシノ>
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