ご当地サポーター
【青森】弘前のおすすめカフェ・喫茶店5選

弘前市、青森市には個性的でおしゃれなカフェや歴史ある建物内にある喫茶店がたくさんあります。地元の人に長年愛されてきた老舗から、こだわりのコーヒー専門店、小さなお子様連れのママに優しいカフェなど、おすすめの5軒をご紹介します。

60年愛されてきた、弘前の名店

ミートパイセット950円 ミートパイ単品は350円でテイクアウトもOK
ミートパイセット950円 ミートパイ単品は350円でテイクアウトもOK

1959年(昭和34年)創業の喫茶店。店内は窓やランプ、階段の手すりなどに繊細な装飾が施されており、ノスタルジックなインテリアの一つひとつにセンスの良さが光ります。
こちらの看板商品がミートパイです。お店でひとつずつ手作りされているため、注文してから15分ほどかかりますが、ほろほろと軽やかに崩れるパイ生地と肉の旨みがぎゅっとつまったフィリングのコンビネーションが絶妙で、発売から25年以上愛されています。
スイーツなら、焼き立てのアップルパイや豆腐のチーズケーキ、手作りの寒天や白玉が使われた甘味も人気です。

ご当地サポーターコメント
ミートパイセットは、ちょっとお腹がすいたときに丁度いい量。中のひき肉と玉ねぎがほんのり甘くて、癖になる味付けです。

クラシックと絵画を楽しめるアーティスティックなカフェ

陽が差し込む2階席。店の建物は弘前市の「趣のある建物」に登録されている
陽が差し込む2階席。店の建物は弘前市の「趣のある建物」に登録されている

創業当時から、常時クラシック音楽をかける店であるため、音楽鑑賞を目的に訪れるお客様も多く、かつて2階にはヘッドホンを備えた席も用意されていたそうです。現在でも月に一度、童謡を楽しむ会が開かれており、事前に申し込めば、誰でも参加できます。
また、弘前市内のアート展示スポットを結ぶ「ギャラリーネットワーク」に加盟しているため、店内にはたくさんの絵画がかけられています。オーナーが集めた器やアンティークが並ぶ棚もあり、昭和30年代の雰囲気をほぼそのまま残す、レトロな空間が魅力です。

名曲&珈琲ひまわり

歴史的な建物で味わう手作りのマフィン

スイーツプレート520円、プレミアムホットりんごジュース470円
スイーツプレート520円、プレミアムホットりんごジュース470円

明治時代の建物を利用した「百石町展示館」の館内にある、かわいいカフェ。店名にちなみ、津軽の郷土玩具、鳩笛をはじめ、鳥のオブジェがたくさん飾られています。
人気は、毎日店で手作りされているマフィンです。常時2~3種類が用意されますが、季節や日によって種類は変わるため、訪れるたびに新たな味と出会えます。マフィンに手作りのフルーツジャムとアイスクリームを添えた「スイーツプレート」は、温かいマフィンと冷たいアイスクリームを一度に楽しめる一品。シナモンを添えたホット・アップルジュースとも相性抜群です。

ほっこりとくつろげる隠れ家のような店

格子状に張り巡らされた柱と梁が印象的
格子状に張り巡らされた柱と梁が印象的

「百石町展示館」は1880年(明治13年)築の土蔵造り。当初は呉服屋、のちに銀行として利用された建物で、カフェがある場所は、かつて倉庫や書庫として使われていました。天井の梁や格子状に木が渡された壁など歴史的建造物ならではの構造に、素朴なインテリアがよく馴染み、ゆったりとくつろげます。
ランチタイムはパスタやキーマカレーなどの軽食も楽しめ、スイーツならフルーツをたっぷり使ったパフェもおすすめです。また、自家製のジンジャーエールも人気です。

ご当地サポーターコメント
やわらかい灯りで居心地のいい店内は、1人でも入りやすい雰囲気です。コトリパフェには可愛い小鳥のクッキーものっています!
コトリCafe
  • URLhttp://harappa-h.org/contents/kotoricafe.php
  • 住所青森県弘前市百石町3-2 百石町展示館内 MAP
  • バスアクセス弘前バスターミナルから土手町循環バスで下土手町下車、徒歩すぐ
  • 営業時間11:00~19:00(L.O.18:30)
  • 定休日第1、3月曜(祝日の場合は翌日)
  • TEL0172-88-8504
  • 駐車場お店にお問い合わせください

学生にも市民にも愛されるキャンパス内のカフェ

カフェラテ464円 ベイクドチーズケーキ432円
カフェラテ464円 ベイクドチーズケーキ432円

弘前大学の文京キャンパスにある洋館が、カフェとしてリニューアルオープンしたのは2016年のこと。以来、学生はもちろん、観光客や地元の人々に憩いの場として利用されています。コーヒー専門店の「弘前コーヒースクール」が経営しているため、本格的なコーヒーが味わえる店として評判です。
看板商品はオリジナルブレンドのマイルドコーヒーですが、女性にはラテアートが美しいカフェラテやキャラメルラテも人気。すべてのメニューに弘前大学生向けの学生割引があるのも、「多くの学生に珈琲のファンになってほしい」との思いから、だそうです。

三角屋根の美しい洋館でのんびりと過ごす

窓からの日差しが心地いい2階の部屋
窓からの日差しが心地いい2階の部屋

趣ある洋館は1925年(大正14年)に建てられたもので、かつては外国人語学教師の宿舎として利用されていました。1階と2階に合計4つの個室があり、暖炉がある部屋、窓から桜の大木を見渡せる部屋など、それぞれに違った雰囲気を楽しめます。
弘前大学にはこのカフェを拠点に活動を行うサークル「珈琲研究会」もあり、コーヒーの淹れ方を学んだり、飲み比べをしたりして、コーヒーの知識を深めています。また、農学生命科学部で開発された、赤い果肉のりんご「紅の夢」を使ったタルトタタンが期間限定で販売されているのも、学び舎のカフェならではです。

ご当地サポーターコメント
まるで絵本に出てきそうな外観のカフェです。音楽や朗読会をはじめ各種イベントも開催されています。
弘大カフェ 成田専蔵珈琲店
  • URLhttp://hirodai-cafe.com/
  • 住所青森県弘前市文京町1(弘前大学文京キャンパス外国人教師館内) MAP
  • バスアクセス弘前駅あるいは弘前バスターミナルから路線バス「小栗山・狼森線」「学園町線」で弘前大学前下車、徒歩すぐ
  • 営業時間10:00~18:00
  • 定休日月曜(祝日の場合は営業)
  • TEL0172-55-5797
  • 駐車場無料

コーヒー好きが通う、昔ながらの喫茶店

メキシカンサンドのランチセット 730円
メキシカンサンドのランチセット 730円

青森市役所のそばで50年以上続く喫茶店。ネルドリップで一杯ずつ丁寧に淹れられるコーヒーは、マンデリン、コロンビア、ガテマラ、キリマンジャロの4種類のブレンドで、深みがあるのにすっきりとした味わいです。
ホットサンドやトーストが充実しており、ランチタイムにはドリンクとサラダ、ヨーグルトゼリーが付くお得なセットもあります。一番人気はメキシカンサンド。コンビーフに玉ネギ、ピーマン、サルサソースとチーズが入ったホットサンドで、かりっと焼き上げたパンとジューシーなフィリング、スパイシーなタバスコが食欲をそそる逸品です。

ご当地サポーターコメント
ホットサンドを切りそろえた後のパンの耳にジャムを添えて出されるのもまた嬉しいです。

初めて訪れても懐かしさを感じる店

仕事の合間に訪れ、ほっとひと息つく人が多い
仕事の合間に訪れ、ほっとひと息つく人が多い

店に入ると、まず目をひくのが長いカウンター。窓からやわらかな光が差し込む、心地のよい空間です。革の座面がかわいらしいシンプルな椅子、創業当時の店名「佐藤珈琲店」の入ったガラスの扉、棚に並ぶレトロな雑貨など、店が紡いできた長い歴史が感じられます。
常連客が多いため、昔からのスタイルを守り続けてきたそうですが、店主の「美味しい空気の中で、美味しいコーヒーと食事を楽しんでほしい」との思いから、今年から店内は全面禁煙に。ノンスモーカーものんびり過ごせる店に生まれ変わっています。

ばんかむ
  • 住所青森県青森市中央1-26-1 MAP
  • バスアクセス青森駅から、路線バス「県立中央病院前行き」で市役所前下車、徒歩2分
  • 営業時間月~金 7:00~18:30(L.O.18:00)、土 7:30~14:00(L.O.13:30)
  • 定休日日曜、祝日
  • TEL0172-722-3809
  • 駐車場無し

とことん豆にこだわるコーヒー専門店

ジターヌブレンド 400円
ジターヌブレンド 400円

ドアを開けた途端、ふわーっと包まれるようなコーヒーの香り。カフェというよりコーヒースタンドと呼びたい、こぢんまりした店ですが、自家焙煎のコーヒーと焼き菓子を楽しめます。
おすすめは、オリジナルの「青森ブレンド」。深煎りのマラウィ、マンデリン、ペルー、ブラジルの4種をブレンドし、青森の自然や四季を表現しています。すっと飲み込める柔らかい口当たりで、苦味と甘みのバランスも抜群。豆をお土産にする人も多いそうです。また、中深煎りの4種の豆をブレンドした「ジターヌブレンド」も人気です。

選び抜かれた豆で淹れる極上のコーヒー

自分の好みを伝えれば、おすすめのコーヒーを提案してもらえる
自分の好みを伝えれば、おすすめのコーヒーを提案してもらえる

店では、自家焙煎のコーヒー豆を各種販売しています。焙煎前と焙煎後に、手作業で欠点のある豆を取り除く徹底ぶり。厳選された豆だけが店頭に並ぶため、地元はもちろん、全国各地のコーヒー党から注文が入るそうです。
酸味や苦味など自分の好みを伝えて、おすすめの豆を教えてもらったり、気になるコーヒーを飲んでみて、知識を広げたりするのも楽しいもの。豆を買いに来た人がカウンターに腰掛け、一杯のコーヒーと、店の人とのおしゃべりを楽しんでいくことも多く、青森の人々のコーヒー愛が感じられます。

ご当地サポーターコメント
店内はコーヒーのいい香りが漂っていて、とても幸せな気分になります。店頭でも購入可能なドリップパックはパッケージがかわいい!と人気です。
Café des Gitanes (カフェ・デ・ジターヌ)駅前本店
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