1日目

新大阪駅

10:40 大阪ミナミエリア「道頓堀」

スタートは「ザ・大阪」エリアから

大阪のイメージといえば、グリコなど巨大な看板が立ち並ぶ道頓堀。難波（なんば）や心斎橋など個性豊かなエリアが集う繁華街「ミナミ」の中でも、こてこての大阪文化を体感できる人気エリアです。街にあふれる派手な立体看板に、子どもも目が釘付けに。活気あふれる街は歩くだけでも楽しく、発見がいっぱいです。
豊富なのはフォトスポットだけではありません。お好み焼きやたこ焼きなどの「粉もん」をはじめとするご当地グルメの店が軒を連ね、「食いだおれの街」を実感できます。

11:00 とんぼりリバークルーズ

道頓堀川を爽快クルージング

日本橋や戎橋（えびすばし）など、道頓堀川に架かる9つの橋をめぐるリバークルーズ。船上では「大阪ガイド・クルー」が川沿いのスポットや各橋の特徴など、笑いをまじえて見どころを紹介します。中にはかなり低い橋もあり、通過時はスリルたっぷり。間近で見る橋や次々と移り変わる景色に、子どもも興味津々です。
名所のグリコサインの前では一時停止して撮影タイム。船上から見上げる迫力満点のグリコサインは、クルーズならではの眺めです。船着場到着前の名物が、ガイド・クルーと乗客が一緒に行う大阪の手締め「大阪締め」。陽気な掛け声と手拍子が響きあい、自然と笑顔がこぼれます。

11:30 おかる

お好み焼きに華を添える名物マヨアート

千日前商店街から路地に入ってすぐの老舗お好み焼き店。大阪の昔ながらのお好み焼きが味わえると評判で、国内はもとより海外の観光客も多く訪れます。生地に山芋は使わず、具も豚、エビ、イカなど昔からの定番食材。片面を焼いて返した後、テコで押さえつけてからフタをして蒸し焼きにすることで、ふわっとした仕上がりに。1946年（昭和21年）の創業以来味や製法を一切変えず、唯一無二のお好み焼きを守り続けています。
店の名をさらに広めたのが「マヨアート」。1つの絵柄につきマヨネーズの小袋1つを使い、客の目の前で描き切るテクニックは「お見事」の一言です。絵柄はお任せなので、何が描かれるか楽しみに待ちましょう。

11:30 なんば広場

ミナミの新スポットでランチ休憩

2023年11月、「大阪のおもてなし玄関口」をコンセプトに、南海なんば駅前にオープン。これまで車道やタクシー乗り場があった場所が歩行者専用の空間に整備されました。約6,000㎡の敷地にはメインステージを備え、季節に応じたイベントなども実施。緑豊かなクスノキや桜が人々に癒しをもたらしています。目を引くのが2つの立像。白の「平和祈念の像」、ブロンズ色の「平和の塔・女神像」が街を見守るかのようにたたずんでいます。
ステージはベンチも兼ねているので、周辺で軽食などをテイクアウトしてひと休みするのにも便利です。今後はテーブルやイスの設置も計画されているそうで、広場のこれからに期待が高まります。

たこ焼道楽わなか 千日前本店

出汁が利いた名物たこ焼きをテイクアウト

千日前で行列の絶えないたこ焼きの名店。「なんばグランド花月」の隣にあり、芸人にもファンの多いことで知られています。生地には出汁と塩を利かせ、旨み豊かなタコ、無着色の塩ショウガ、ネギ、天かすを使用。熱伝導率の高い銅板を使って強火で焼き上げることで、外はカリッ、中はトロッとした絶妙な味わいを生み出しています。味付けは定番の「ソース」の他、生地の味が楽しめる「釜炊き塩」、「醤油」「ピリ辛ソース」から選べます。
「なんば広場」からは歩いて2分ほど。テイクアウトしても冷めずにおいしくいただけます。また1・2階にはイートインスペースもあるので、天候に関わらず熱々のたこ焼きを味わえます。

13:00 天王寺動物園

世界各地の動物に出合える都心のオアシス

1915年（大正4年）に開園し、100年以上の歴史を持つ動物園です。およそ11haの広い園内に約180種類・1,000点の動物を飼育しています。園内では動物の生息地の景観をできる限り再現し、その様子を紹介する生態的展示を「アフリカサバンナゾーン」などで実施。ライオンやキリンが生き生きと過ごす姿は臨場感たっぷりです。子どもに人気なのが「ごはんタイム･おやつタイム」。ペンギンやアシカなどの元気な食事姿は必見です。
園内にはコインロッカーが設置され、身軽で楽しめるのもうれしいポイント。ベビーベッドを備えた授乳室が3カ所にあり、ベビーカーの貸し出し（有料）も行っているので、赤ちゃんと一緒でも安心です。

15:00 OMO7大阪（おも） by 星野リゾート

大阪ならではのアクティビティや食をファミリーで満喫

駅前にありながら家族で遊べるガーデンエリアを備えた新感覚の街ナカホテル。「笑い」と「おせっかい」満載のおもてなしと上質なサービスによる「なにわラグジュアリー」を体感できます。ファミリー向けの客室を備え、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を最大限楽しむための講座も開催します。

おすすめの客室 いどばたスイート

中央にテーブルとソファ、四隅に仕切りのあるベッドスペースを配した「いどばたスイート」。6名まで宿泊できるので、ファミリーやグループにおすすめです。観光スポットが描かれた壁の「OSAKA ボード」を眺め、旅の作戦会議はいかがでしょうか。

16:00 みやぐりん

芝生が広がる「みやぐりん」でブレイクタイム

約7,600㎡の広々としたガーデンエリア「みやぐりん」は、緑が彩る憩いのスペース。大きな芝生広場で子どもと遊んだり、館内の「OMOカフェ&バル」でドリンクをテイクアウトして休憩したりと、思い思いのひとときを過ごせます。

17:00 「めっちゃ串カツどっぷりツアー」

夕食は新世界名物「串カツ」を食べ比べ

串カツは肉や野菜などの具を串に刺してフライにした大阪グルメ。OMOレンジャーが案内するツアーでは、ソースの二度漬け禁止などのマナーや店ごとのおすすめを紹介。串カツの聖地・新世界で個性豊かな店をはしごすれば、その魅力にどっぷりはまるはずです。

19:30 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 公認 OMO レンジャー

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の楽しみ⽅を個別にレクチャー

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 公認 OMOレンジャー」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの研修をクリアし、公認の称号を取得したスタッフ。パブリックスペース「OMOベース」をはじめ館内で見かけたら、パークについて知りたいことを気軽に聞いてみてください。

20:00 「聞かな損やで！OMOレンジャーが語るユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハナシ」

翌日に備えて参加必須のお得な講座

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 公認 OMOレンジャー」が、パークに何度も足を運んで得たノウハウを伝授。目的別のコース紹介や身に着けグッズ、グルメやお土産、映え写真の撮り方など、パークの楽しみ方をたっぷり紹介します。

2日目

07:00 朝食（OMOダイニング）

レジャーの前にモーニングビュッフェでエネルギーチャージ

ビュッフェには大阪のうまいもんがずらり。ライブキッチンで仕上げる「だし巻き海宝丼」は、大阪木津卸売市場から仕入れた魚介とだし巻き卵がのった贅沢な一品。出汁がきいた「小田巻蒸し」は、うどん代わりの白玉の食感が年代問わず好評です。

08:30 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

家族みんなが元気になれる夢と感動の世界へ

圧倒的な超刺激と超興奮で、だれもが超元気になれるテーマパーク。ハリウッドの大作映画から、日本が誇るアニメやゲームまで、世界のトップブランドをテーマにした刺激的なエンターテイメントが一堂に会しています。
世界最高の超興奮＆超刺激でココロを解き放ち、大人も子どもも超元気になりましょう！
他、パーク内には赤ちゃんへの授乳や食事、おむつ交換ができるファミリーサービス、ベビーケア用ベッドが設置された化粧室もあるので、お子さま連れでも安心して過ごせます。

19:00 夕食（OMOダイニング）

新たな大阪の味「Naniwa Neo Classic」を堪能

ディナーは大阪の伝統的な食文化を新しいスタイルで仕立てたビュッフェ。ライブキッチンでは出汁が香る「肉吸い」と「牛肉の鉄板焼き」がお待ちかねです。小さな子どもや小学生は、事前に連絡すれば人気メニューを盛り込んだ1プレートを楽しめます。

21:00 PIKAPIKA NIGHT

大阪らしいネオンアートと光の花火を満喫

宿泊者限定のイベントとして「みやぐりん」で毎晩開催。通天閣やビリケンさんなど大阪をイメージしたネオンアートが輝き、ホテルの外装膜には照明の花火が打ち上がります。たこ焼きやビールの他に、ソフトドリンクもふるまわれ、家族旅の夜を演出します。

湯屋

温浴棟「湯屋」で癒しのひととき

1日の終わりには、大阪のお風呂屋さんをイメージした湯屋で疲れを取りましょう。大阪に今も残るお風呂（銭湯）文化を、ホテルにいながら体感できます。湯上りは大阪名物のアイスキャンデーでひと休み。ミルク、フルーツ、パインの3種類の味を揃えています。

3日目

07:00 朝食（OMOカフェ&バル）

選べるメインプレートを家族で食べ比べ

「OMOカフェ＆バル」では、メインプレートが選べるモーニングセットを用意。クロックムッシュに厚焼き玉子をのせた独創性あふれる「クロックおかん」など5種類から選べます。子どもには「フレンチトースト」や「ピザトースト」が人気です。

10:00 OMO7大阪を出発

11:00 カップヌードルミュージアム 大阪池田

世界に一つのオリジナルの「カップヌードル」を作ろう

インスタントラーメン発祥の地・池田にあり、インスタントラーメンの歴史を通じて発明・発見の大切さを伝える体験型の食育ミュージアム。オリジナルの「カップヌードル」を作ることができる「マイカップヌードルファクトリー」が人気です。まずはカラフルなペンを使ってカップをデザイン。子どもはもちろん大人も夢中になれます。カウンターでスープや具材を選び、フタをして完成。エアパッケージで潰れずに持ち帰れます。
館内には世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を生んだ研究小屋も再現。日清食品の歴代商品のパッケージが並ぶ「インスタントラーメン・トンネル」など、展示も見応えがあります。

13:00 新大阪駅

名店や話題の店が集う新大阪駅でランチとお土産探し

北極星 エキマルシェ新大阪店

大阪の洋食の名店が誇る元祖オムライス

1922年（大正11年）の創業より100年以上の歴史を重ね、オムライスの発祥としてその名を馳せる「北極星」。胃が弱くてオムレツとご飯しか食べなかった常連客に、店の初代がケチャップライスを薄焼き卵で包んで提供したのが始まりだそうです。2個使用する卵は味付けせず、薄く焼き上げながら中は半熟のままライスをふんわり包みます。そして北極星のオムライスといえば、口直しの甘酢ショウガ。食欲を高め、オムライスの味を引き立てます。
エキマルシェ新大阪店で高い人気を誇るのが「デミカツオムライス」。肉厚の牛カツとデミグラスソースが華を添える、ボリューム満点の一皿です。

点天バル

手軽なのに本格派。箸が止まらない「ひとくち餃子」

北新地で生まれた「ひとくち餃子」は定番の大阪土産。高知県産の肉厚なニラ、鮮度のいい豚肉など厳選素材で作った餃子を、冷凍せず生で出荷しています。限界まで薄くした皮は焼けばカリッと香ばしく、ニラの風味とピリリとした辛さが後をひくおいしさ。ひとくちでいただけるサイズも店のこだわりで、何個でも食べたくなる味にリピーターが後を絶ちません。
エキマルシェ新大阪内の「点天バル」では、入口のテイクアウトコーナーでお土産用の生餃子などを販売。こちらの店舗限定の「だし餃子」は、出汁が利いたにんにく不使用の和風餃子で年代問わず好評です。イートインではひとくち餃子の他アレンジ餃子をできたてで味わえます。

アントレマルシェ エキマルシェ新大阪店

お土産探しならこちらにおまかせ

エキマルシェ新大阪内にあるコンビニ併設のお土産ショップ。店内には大阪名物・くいだおれ太郎やビリケンさんの商品をはじめ、ご当地グルメ、人気店のスイーツなどがずらりと並び、終日にぎわいます。幅広いジャンルの品々を揃えているので、家族それぞれでお土産探しを楽しめるのも魅力。定番土産などもまとめて買えて移動の手間を減らせるのも、子ども連れにはうれしいポイントです。
扱っているのは大阪土産だけではありません。京都、神戸など近郊の名物も並び、つい手が伸びてしまう充実の品揃え。宅配も受け付けているので、あれこれ買い物しても安心です。

駅鉄POP SHOP エキマルシェ新大阪店

鉄道ファンは外せない「駅鉄」ショップ

エキマルシェ新大阪内にある鉄道グッズブランド「駅鉄」の直営店。プラレールが走る店内には鉄道関係のグッズやお菓子、お土産が所狭しと並び、子どもはもちろん大人も胸が躍ります。関西の鉄道のグッズも豊富で、中には店舗限定のものも。人気キャラクターとのコラボグッズも多数手がけていて、足を運ぶファンでにぎわいます。
看板商品は、棚一面に並ぶカラフルな「鉄下」。新幹線など様々な車両をモチーフとしたくるぶし丈のソックスで、販売累計1,000万足突破のロングセラー商品です。標準サイズは16～20cmですが、小さな子どもにはベビーサイズの「鉄下ベビーロング」もあるので、お土産にいかがでしょうか。