自然海岸が目の前に広がる「星のや沖縄」。稽古に励む時間も、青く穏やかな海を感じられる。

美しい海を眺めながら、
沖縄由来の武術で心身を鍛える

沖縄本島の西海岸、読谷村にある「星のや沖縄」は、美しい自然海岸を目前に広がり、常に海を身近に感じながら過ごせます。また、琉球文化を昇華させた「グスクの居館」をテーマとし、土着の風土に自然に親しむためのプログラムが充実しています。ご当地ならではのウェルネス滞在に興味があるなら、今春から始まった2泊3日の「琉球唐手滞在」がおすすめ。唐手は、「手(ティ)」と呼ばれる沖縄古来の武術と中国武術が融合し誕生し、現在の空手の基礎になったといわれています。元来、人と争うのではなく、自分を護り磨くことを目的としています。その精神に基づきつくられたプログラムでは、施設内の道場や浜辺で、沖縄発祥の空手・唐手や琉球古武道の稽古に取り組み、体を動かした後は、スパでしっかり疲労回復。さらに、沖縄ならではの滋味あふれる特別食も味わえます。

地元で馴染み深い野菜やタンパク質をふんだんに摂取。心とお腹がうるおう特別夕食「カツオとテビチ鍋」。

沖縄らしい医食同源を叶える
特別夕食やトリートメントに癒やされる

チェックイン後一息ついたら、美しい海を望む道場で行われる唐手の稽古(90分)に参加。上池(うるち)流空手拳優会の師範から、立ち方や基本の型などの指導があり、その美しく精悍な動きに魅せられ、学ぶ意欲が湧き上がるでしょう。夕食は客室で「カツオとテビチ鍋」を堪能。琉球王朝時代からの“クスイムン(=バランスの取れた食事は薬になる)”の考えを基に考案され、タンパク質やビタミンB群、コラーゲンなどがたっぷり含まれた鍋は、食べたそばから元気になれます。夜には、スパでオイルトリートメント「陽(はる)」(90分)を体験。月桃のオイルを用い、唐手や琉球舞踊の動作を取り入れた優美な手技のマッサージが施されます。凝りや張りが緩和されるとともに、深くリラックスできます。就寝前には毎晩、沖縄で眠り草と称される薬草「クワンソウ」のお茶が提供され、スムーズに眠りの途へ。

「鍼灸指圧」では、体質チェックシートに基づき、聞き取り、脈診、舌診が行われ、漢方におけるひとりひとりの「証」に合った施術が行われる。

古武道にも挑戦。
スパでは体質に合った鍼灸指圧で疲労回復

2日目は、さわやかな風を感じながら浜辺を散歩し、朝食は、客室で島豆腐や黒糖でつくられた「お目覚めのスムージー」を飲んでエナジーチャージ。この日の稽古(90分)は、唐手とともに発展した武器術・琉球古武道。鍛錬する人の生業によって異なる道具が使われていたそうですが、ここでは、浜辺で船を漕ぐ櫂・エークを用います。前日に教わった唐手の型と同様、優美な動きこそパワーを発揮できるということを体感します。特別昼食は客室で、ミネラルたっぷりの「もずくそばとラフテー煮卵」を。食後、軽く午睡してからスパへ。この日体験する「鍼灸指圧」(150分)では、国家資格を有する施術師による体質診断があり、それに基づいて施術が行われます。体の深部への的確なアプローチで、全身がすっきりします。夕食は、メインダイニングで「琉球ガストロノミア~Bellezza~」(別料金)を味わってみてはいかがでしょう。こちらもクスイムンの考えをベースに、沖縄の食材×イタリア料理の技法を用い、一皿ごとにミネラルやビタミンなど栄養素をテーマにした料理が提供されます。最終日は、南国植物が生い茂る敷地内を散歩し、朝食(別料金)を摂った後、3回目の稽古(90分)へ。これまで習ったことをおさらいします。

多種多様なトロピカルな植物が生い茂る敷地内。そのひとつひとつから強い生命力を感じられる。

ゆるぎない心と体を
維持するためのヒントが見つかる

稽古を通じて、呼吸や目線の使い方が、心身の安定に大きな影響を及ぼしていることを実感するでしょう。このことを日常生活でも意識していけば、動じない自分を保てるようになるはずです。

ご紹介した施設

星のや沖縄

穏やかな海と力強く育つ植物、沖縄の自然の力で養う、スパ

「星のや沖縄 スパ」のコンセプトは、「沖縄の自然の力で養う」です。穏やかな波のようなストロークで行うトリートメントを中心に、海からの塩や泥、沖縄で親しまれるハーブ「月桃」など、沖縄の自然の力を取り入れたメニューを用意しています。海が静かに満ちていくように、英気が穏やかに満ち溢れて心身を調えます。

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