金沢観光はバスが便利!1日フリー乗車券と4種のバスをご紹介

写真提供:北陸鉄道

「兼六園」や「金沢21世紀美術館」「ひがし茶屋街」など、主要な観光スポットがコンパクトにまとまっている金沢。それらのスポットを効率良く巡るなら、バス移動がおすすめです。金沢駅を起点にバスが充実しており、行き先も多く高頻度で運行しています。
主要の観光スポットへは「観光周遊バス」や「コミュニティバス」を活用し、それらが通らないエリアへは路線バスを利用するなど使い分けるのがポイント。

当記事では、金沢市内を網羅するバスが1日乗り放題になる「金沢市内1日フリー乗車券」をはじめ、「城下まち金沢周遊バス」「路線バス」「金沢ふらっとバス」「金沢ライトアップバス」という4種類のバスについてご紹介します。詳しく知って、賢く活用してみてください。

3種類のバスが1日乗り放題になるチケット

「金沢市内1日フリー乗車券」の利用可能エリア(画像提供:北陸鉄道)
「金沢市内1日フリー乗車券」の利用可能エリア(画像提供:北陸鉄道)

後に紹介する「城下まち金沢周遊バス」「金沢ふらっとバス」「路線バス」(指定エリア内)が1日乗り放題になる最強の乗車券。金沢市内を1日でとにかくたくさん観光したい人や徒歩移動を減らしたい人、ノープランで自由気ままに巡りたい人などにおすすめです。

北陸鉄道グループの窓口や市内の主要ホテルで購入できる他、スマートフォンアプリ「のりまっし金沢」からいつでも購入・利用ができます。

市内バスの基本運賃が220円(金沢駅〜主要観光地)のところ、大人料金は800円のため、4回以上乗ればお得になる仕立て。また、券を提示することで「兼六園」や「金沢21世紀美術館」「長町武家屋敷跡(野村家)」など、市内約30の観光施設で入場料の割引特典も受けられます。

◾️巡れる主要観光スポット
兼六園、金沢21世紀美術館、近江町市場など

金沢市内1日フリー乗車券
  • バスアクセス利用可能なバス:北陸鉄道グループ路線バス(利用可能範囲内に限る)、城下まち金沢周遊バス、西日本JRバス 路線バス(利用可能範囲内に限る)、金沢ふらっとバス、金沢ショッピングバス
  • 営業時間運行日:毎日
  • 入場料大人800円、子ども(小学生)400円
  • メモ・乗車券購入方法:金沢駅の各北陸鉄道グループの窓口や北鉄バスサービスセンター(武蔵ヶ辻・近江町市場付近)、市内の一部ホテルで取り扱いあり ※バス車内での販売はなし。

金沢駅東口を起点に、市内の主要観光スポットを巡回

右回りルートの「城下まち金沢周遊バス」は赤色の車体が目印(写真提供:金沢市)
右回りルートの「城下まち金沢周遊バス」は赤色の車体が目印(写真提供:金沢市)

金沢を初めて訪れる方や、主要スポットを効率よく巡りたい方に最適なバスです。2つのルートがあり、「右回りルート」はひがし茶屋街方面に向かい、兼六園、21世紀美術館、香林坊、尾山神社の順で巡る赤色のバスで、15分間隔で運行。「左回りルート」は武家屋敷跡方面に向かい、片町、広小路(にし茶屋街)、21世紀美術館、兼六園、ひがし茶屋街の順で巡る緑色のバスで、20分間隔で運行しています。行きたい観光地の順序に合わせて使い分けるのがポイント。ただし、にし茶屋街、忍者寺に行く方は、左回りルートに乗るようにしましょう。

クレジットカードのタッチ決済や全国共通交通系ICカードが使用できるため、気軽に利用できます。「金沢市内1日フリー乗車券」で、両ルートとも1日中何度でも乗り降りできるため、複数の観光スポットを訪れる場合は、フリー乗車券の購入がお得です。

◾️巡れる主要観光スポット
ひがし茶屋街(橋場町バス停)、兼六園・金沢城公園(兼六園下・金沢城バス停)、21世紀美術館(広坂・21世紀美術館バス停)など

城下まち金沢周遊バス
  • 営業時間運行日:毎日
  • 入場料1乗車:大人220円、子ども(小学生)110円
    ※「金沢市内1日フリー乗車券」(大人800円、子ども400円)利用可

中心市街地の路地裏を巡るコミュニティバス

車内アナウンスは各ルート沿線の小学生や「代々木アニメーション学院金沢校」の学生が担当している(画像提供:金沢市)
車内アナウンスは各ルート沿線の小学生や「代々木アニメーション学院金沢校」の学生が担当している(画像提供:金沢市)

狭い路地が多い金沢のまちを「ふらっと」巡れる小型のバス。地元では生活路線として使われており、段差のない「フラット(Flat)」なバリアフリー車両としても親しまれています。

ルートは、金沢駅東と武蔵ヶ辻・近江町市場などを結ぶ「此花(このはな)ルート」、香林坊と菊川、タテマチ方面を結ぶ「菊川ルート」、武蔵ヶ辻・近江町市場と金沢城などを結ぶ「材木ルート」、武蔵ヶ辻・近江町市場と長町武家屋敷跡などを結ぶ「長町ルート」の4ルートあり、それぞれ約20分間隔で運行。路線バスなどが通れない住宅地や路地裏なども通るため、周遊バスがカバーしていないエリアへ行く際や、地元ならではの雰囲気を味わいたい方にもおすすめです。大人100円という低価格も魅力で、歩き疲れた際のちょっとした移動などにも気軽に利用できます。

支払いは現金の他、専用の共通回数券が利用可能。材木・長町ルートは、全国交通系ICカードでの乗車ができます。全ルート「金沢市内1日フリー乗車券」でも乗車できます。

◾️巡れる主要観光スポット
近江町市場(此花ルート)、21世紀美術館(菊川ルート)、にし茶屋街(長町ルート)など

金沢ふらっとバス
  • 営業時間運行日:毎日
  • 入場料1乗車:大人100円、子ども(小学生)50円
    ※「金沢市内1日フリー乗車券」(大人800円、子ども400円)利用可

金沢市内を網羅する一般路線バス

バスの前方と側面に行き先や経由地、路線番号の表示がある(画像提供:北陸鉄道)
バスの前方と側面に行き先や経由地、路線番号の表示がある(画像提供:北陸鉄道)

周遊バスが通らないエリアへ行く時や、目的地へ最短で行きたい時に便利です。バスの前方と側面に、行き先や主な経由地が表示されているので、確認してから乗るようにしましょう。

金沢市内の路線バスに乗る際は「うしろ乗り・後払い方式」が一般的。乗車の際に必ず整理券(1人につき1枚)を取り、降車時に運賃箱へ入れましょう。金沢市中心部を含む主要区間は初乗り運賃で行けますが、郊外へは運賃が加算されます。

支払いは現金またはクレジットカードのタッチ決済。市内中心部指定エリア内であれば、「金沢市内1日フリー乗車券」の利用が可能です。
路線バスを使った移動の際は、リアルタイムの運行状況がわかるスマートフォンアプリ「のりまっし金沢」を活用すると、待ち時間を短縮できて便利です。

◾️巡れる主要観光スポット
近江町市場(武蔵ヶ辻・近江町市場バス停)、香林坊(ショッピング・カフェエリア)、湯涌温泉など

北陸鉄道グループ 路線バス
  • 営業時間運行日:毎日
  • 入場料1乗車:大人220円〜、子ども(小学生)110円〜
    ※「金沢市内1日フリー乗車券」(大人800円、子ども400円)利用可

主要なライトアップスポットを巡る循環バス

夜の金沢散策に便利な「金沢ライトアップバス」(画像提供:金沢市)
夜の金沢散策に便利な「金沢ライトアップバス」(画像提供:金沢市)

金沢にはライトアップが楽しめるスポットがたくさんあり、幻想的な雰囲気の中での散策や写真撮影など、夜ならではの観光も満喫できます。毎週土曜日の夜には、金沢市内の主要なライトアップスポットを効率よく巡る循環バスが運行。金沢駅東口7番乗り場を始発とし、市内16カ所の停留所を約45分で一周します。金沢駅発19時21時40分まで、20分間隔で運行しています。

運賃の支払いは現金払いの他、クレジットカード等のタッチ決済や全国共通交通系ICカードが利用可能。乗車券には1回乗車券と専用フリー券があり、途中乗降するなど2回以上乗車する場合は、当日に限り何回でも乗車ができる専用フリー券がおすすめです。ただし、専用フリー券はバス車内では販売されていないため、乗車前に駅のチケットセンターまたは提携ホテルで購入しておく必要があります。

◾️巡れる主要観光スポット
ひがし茶屋街・主計町茶屋街(橋場町バス停)、金沢城公園・玉泉院丸庭園(兼六園下・金沢城バス停)、尾山神社(南町・尾山神社バス停)など

金沢ライトアップバス
  • 営業時間運行日:土曜
  • 入場料1乗車:大人300円、子ども(小学生)150円
    ※専用フリー乗車券:大人600円、子ども300円
    ※「金沢市内1日フリー乗車券」は利用不可
  • メモ・専用フリー乗車券購入方法:金沢駅東口・北鉄グループ案内所、金沢駅西口・北鉄チケットセンター
※掲載の内容は、記事更新日時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。