1日目

厚木I.C

12:00 道の駅　伊東マリンタウン

伊豆のおいしいものが集う道の駅

おだやかな相模湾を眺めながら、国道135号を南へドライブすると見えてくるカラフルな建物群。伊豆の海産物を活かした土産物店や、シーフードをはじめ多様なメニューが揃うレストラン、日帰り温泉や足湯、遊覧船の乗船受付もあり、いつも観光客で賑わっています。10店舗ほどある飲食店には、豪快な海の幸を丼や定食でいただけるランチメニューがズラリ。伊豆の代表的な味覚、金目鯛姿煮や貝の浜焼き、山盛りのお刺身がこぼれんばかりの丼ものなど、見ても食べても旅気分が上がります。海風を感じながらプリンやソフトクリームなどスイーツを楽しむのもおすすめです。

14:10 半潜水式遊覧船

魚がいっぱいの相模湾を爽快クルーズ

「道の駅　伊東マリンタウン」の眼前に広がる海原を、もっと身近に見て海の中まで楽しめるグラスボート。約４５分のクルーズの間に、さえぎるものがない360°の大パノラマや、潮吹岩や大室山といった伊東八景の眺望を満喫できます。水中展望室から海中を行き交う魚を観察したり、デッキでカモメのエサやり体験をしたり、生き物たちと触れ合えるのも魅力です。イルカモチーフの「はるひら丸イルカ号」（毎時４０分発）と「ゆーみんフック」（毎時１０分発）が運航しています。

15:00 界 アンジン

「三浦按針」に誘われ大航海時代に思いを馳せるマリンテイストの洗練旅館

全客室オーシャンビューの絶景の中、船旅をテーマにしたストーリー性豊かな滞在ができる温泉旅館。英国人航海士「三浦按針」の視点に立って考案された、モダンな設えや地域色と英国風を融合したサービスに出会えます。

ご当地部屋「按針みなとの間　スイート」

客室フロアの最上階に位置するご当地部屋「按針みなとの間　スイート」。リビングルームとワークスペースを兼ね備えた空間に、古船の廃材を活用したアートがアンティーク風の趣を添えています。大窓に広がる海と初島の眺めは目を見張る美しさ。

16:00 大浴場

海との一体感が心地いい、最上階の絶景大浴場

壁一面のガラス窓の外に遠く広がる水平線と島影を望み、最高の海景色が味わえる大浴場。温泉は肌当たりのやさしい単純泉でのんびりリラックスできます。湯上がり処では大航海時代に生まれたといわれるインディアペールエールのサービスも。

17:30 食事処で夕食

3時間煮込んだブイヤベースが「口福」へ誘う特別会席

アワビやサザエ、イセエビに金目鯛など郷土色を活かしながら、香味や英国風の演出を添えた「界 アンジン」らしい特別感満載のコース。特にメインのブイヤベースは魚介の旨味が濃縮され、リピートして食べに訪れるファンもいるほどのおいしさです。

19:00 トラベルライブラリー

「三浦按針」の軌跡に触れながら優雅なティータイムを

英国の航海士であった「三浦按針」にちなみ、航海や船の話、伊東に関わる本などが並ぶライブラリー。ここでは彼の航海ルートを辿りながら、世界の茶葉やハーブを使ったフレーバーティを味わう「紅茶の船旅」も楽しめます。

19:30 松川沿い

竹の灯篭（とうろう）「竹あかり」が灯る幻想的な温泉街を散策

夕食後は「界 アンジン」のすぐ隣を流れる松川の遊歩道へ。伊東市指定文化財の和風建築「東海館」前から上流の「音無神社」まで約700mにわたって「竹あかり」が設置され、ライトアップする夜の時間帯は情緒あふれる幻想的な美しさに出会えます。荒廃竹林問題を解決するために活動する有志団体「アカリノワ」のプロデュースで、伊東市民や観光客が制作した、透かし彫りのようなデザインワークを施した約400の作品が並んでいます。

21:00 ロビーでご当地楽

「アンジン紀行」のムービー鑑賞で「三浦按針」を身近に

「界 アンジン」の名前の由来となった「三浦按針」の人生や、当時の航海の知恵をストーリー仕立てで紹介するご当地楽。スタッフの臨場感たっぷりの演出で、内容にぐんぐん引き込まれていきます。鑑賞後は館内の世界観をより深く感じ楽しめるように。

2日目

06:30 屋上

体が気持ち良く目覚める「海辺の体操」

「三浦按針」が航海中に島を見つけた場面をテーマにした、ユニークなストレッチ体操。波や島を見ているポーズや、カモメを真似た動きで骨盤を整えるなど、楽しく気軽に体をほぐせるプログラムです。

※フロントにて予約受付
※開始時間は季節によって変動

07:30 食事処で朝食

一品一品に滋養と創意があふれた和食膳

小鍋に入った「スコッチブロス」は英国で親しまれているスープ。野菜をたっぷり入れ、ご飯に合うようにショウガを隠し味に白味噌の和風仕立てにしています。「船旅で失われがちな栄養を補う」イメージで、滋養たっぷりの小皿が並ぶ朝食膳です。

11:00 新井堤防付近の海岸

海と空を満喫できる、穴場のフォトスポット

朝食後は海風に吹かれながら、漁船が行き交い活気ある伊東港の周りをのんびりと散歩。「伊東魚市場」やひものの直売店などが並ぶ国道135号を進み、左にカーブした辺りに見えるのが港の最東にある堤防です。青く輝く相模湾と空が一体化したような景色は開放感にあふれ、爽快そのもの。釣り客にも人気があるスポットで、海を覗くと運が良ければ濃い魚影が見えることも。彼方の真鶴半島や、山肌に広がる伊東市街などを背景にダイナミックな写真を撮れば、伊東の旅の素敵な記念になります。

11:30 菓匠ひよし

和菓子一級技能士が作る、売り切れ御免の創作スイーツ

創業60年以上の和菓子店。二代目店主が作る季節やイベントに合わせた色とりどりの和菓子が大評判で、人気の味は昼前になくなってしまうことも。和菓子店なのに意外と思われる看板商品が「サクサクデニッシュ」。和菓子一級技能士でありながら洋菓子にも造詣の深い店主が考案した、和洋の良さをミックスした新食感のスイーツです。ポイントは、あんこを混ぜて和の風味と甘みを加えた生クリーム。注文を受けてからデニッシュの中に絞るので、絶妙なサクサク感が味わえます。
お団子、おはぎ、赤飯などの定番もあり、常連客が多いのも納得。来店の際は電話予約をすると待たずに購入できます。

11:45 カフェローステライ・ヴェッカー

キレのある風味が評判の焼きたて焙煎豆をお土産に

「カフェローステライ」は「コーヒー焙煎屋」という意。伊東市出身のオーナーが約30年前に開業以来、地元で長く愛されている店です。良質な生豆の仕入れから丁寧なハンドピック（欠点豆を取り除く）に徹底してこだわり、状態や個性に合わせて焙煎具合も調整。浅煎りから深煎りまで４段階に煎り分けています。全て手作業で作り上げた焙煎豆はぷっくりときれいで粒揃い。店内にはストレートやブレンドなど約20種が並び、気さくなオーナーと相談しながら選ぶ楽しみも。知人へのお土産に最適なカップオンコーヒーも作り置きせず、その場でパッケージしてもらえます（多数の際は電話注文すると待たずに購入可）。

12:00 界 アンジンを出発

12:05 杉国商店

イートインで気軽に味わう、自家製干物とアレンジメニュー

「界 アンジン」からすぐ、店頭でアジやイカなどを天日干ししている自家製干物の販売店。天然天日塩を使ったシンプルで自然な味わいの干物が、サバやアジ、サンマにキンメダイなど各種揃っています。うれしいのは、好みの干物を選んだらその場ですぐに焼いてもらって食べられること。干物のみでもよし、伝統的な伊豆のご飯スタイル「干物とごはんとお味噌汁」のセットも選べます。
店名物のアジ干物をほぐしてアレンジした「あじピザ」や「塩辛じゃがバター」など、オリジナルメニューも試す価値あり。テイクアウトでかき氷や季節感のあるドリンクも販売しています（販売時期は不定期）。