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門司港の歴史や文化、街並みに触れられる、おすすめ観光スポット7選

港町として発展した時代の片鱗が垣間見える門司港。レトロな街並みが人気の「門司港レトロ」は定番の観光スポットですが、単に街を散策するだけではなく、門司港の歴史や文化を学べるスポットにも立ち寄りたいところです。当記事では、大人も夢中になって体験できる博物館、門司港や関門海峡の絶景を楽しめるアクティビティなど、門司港レトロとあわせてぜひ訪れたいおすすめの観光スポットをご紹介します。

門司港と下関を結ぶ、歩いて渡れる海底トンネル

地元の人々にとっては身近な生活道路として親しまれている
地元の人々にとっては身近な生活道路として親しまれている

福岡県北九州市と山口県下関市を繋ぐ関門トンネル。海底部分には、全国でも珍しい歩行者用通路が設けられており、海中を歩いて関門海峡を渡れるという特別な体験を楽しめるのが魅力です。距離は約780mで、歩いて15分ほど。自転車や原動機付自転車も、押して歩けば利用できます。

下関側のエレベーターホールには、関門トンネルに関する資料を紹介する展示もあり、建設の歴史や関門海峡について学ぶこともできます。

本州と九州を唯一またぐことができるスポット

トンネル内には、県境を示す標示も。両県をまたいだ記念写真を撮るのもおすすめ
トンネル内には、県境を示す標示も。両県をまたいだ記念写真を撮るのもおすすめ

エレベーターで地下約60mに位置する海底トンネルへ。ひんやりとしたトンネル内は、激しい潮流の中にいることを忘れてしまうほど静かで、地上とは異なる独特の空気に包まれています。トンネルの途中には福岡県と山口県の県境があり、歩いて県境をまたげるのも、この場所ならではの魅力です。

また、門司側と下関側のエレベーターホールには、それぞれ記念スタンプが用意されおり、両方のスタンプをつなげるとひとつの絵が完成。指定の進呈場所へ持参すると、「関門TOPPA!記念証」を受け取ることができます。

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トンネルは地下深くにあり外気温の影響を受けにくいため、冬は暖かく、夏はひんやり涼しく快適です。トンネル内にはトイレがないので、入口周辺で事前に済ませておきましょう。

関門トンネル人道(門司港側入り口)
  • 住所北九州市門司区大字門司 MAP
  • アクセスJR門司港駅からバス乗車、「関門トンネル人道口」下車すぐ
  • 営業時間6:00~22:00
  • 入場料歩行者は無料、自転車・原動機付自転車(50cc以下)は20円
    ※軽車両の場合は押して歩く
  • TEL093-618-3141
  • 駐車場無料

実際に活躍していた蒸気機関車などが展示されている鉄道記念館

地球62周分を走行した蒸気機関車の「C59 1」は準鉄道記念物に認定されている
地球62周分を走行した蒸気機関車の「C59 1」は準鉄道記念物に認定されている

九州の鉄道にまつわる展示を行う施設。入場後すぐに目を引くのは、北九州で活躍した蒸気機関車「59634」と「C59 1」です。副館長自らが大事に磨いているという車体は黒々と輝き、圧倒的な存在感を放っています。イベント時には運転席の開放が行われ、ハンドルやブレーキなどの細部まで見学できます。

蒸気機関車に加え、昭和に走行していたディーゼル車や電車も展示されています。中には、重要文化財に指定されている「キハ07 41」も。丸みを帯びたフォルムにクリーム色とオレンジの配色が愛らしい車両です。

鉄道パノラマや運転シミュレーターで操作の体験も

九州で人気の鉄道が模型に。指定の時間になると列車が次々と走るパフォーマンスが実施される
九州で人気の鉄道が模型に。指定の時間になると列車が次々と走るパフォーマンスが実施される

車両展示場を見学した後は、有形文化財に指定されている本館へ。1891年(明治24年)に建てられた赤レンガ造りの旧九州鉄道本社屋を利用しており、門司港レトロの建築群の中で最も長い歴史をもつ建物といわれています。1階は、九州の鉄道大パノラマや運転シミュレーターなど体験型の展示、2階は鉄道関連の資料が並ぶ常設展示コーナーが広がっています。

運転シミュレーターでは、本物の運転台に乗って門司港から折尾間の運転を体験できます。人気のコーナーのため、体験する場合は先に受付をしてから館内を巡るのがおすすめです。

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本館に隣接するミニ鉄道公園では、「かもめ」や「ゆふいんの森」などをモデルにしたかわいいミニ列車が走ります。有料で1周130mの区間を走行する体験もできますよ。

九州鉄道記念館
  • 住所福岡県北九州市門司区清滝2-3-29 MAP
  • アクセスJR門司港駅より徒歩約7分
  • 営業時間9:00〜17:00
  • 定休日不定休
  • 入場料大人500円、中学生以下250円 ※4歳未満は無料、ミニ列車300円/1台につき1回
  • TEL093-322-1006
  • 駐車場無し

約1800年の歴史を誇る、関門海峡を望む古社

九州の最北端に位置する神社。拝殿の右側には、御神体の大きな岩「磐座(いわくら)」がある
九州の最北端に位置する神社。拝殿の右側には、御神体の大きな岩「磐座(いわくら)」がある

関門海峡を望む場所に鎮座する、歴史ある神社です。仲哀天皇9年(西暦200年頃)、三韓征伐で勝利した神功(じんぐう)皇后が、神恩に報いるために創建したといわれています。 

「和布刈(めかり)」という名前は、「ワカメを刈る」という意味に由来。毎年旧暦の元日には、神職が関門海峡の厳寒の海に入り、ワカメを刈り取って神前に供える「和布刈神事」が行われます。 御祭神は、潮の満ち引きを司る月の神様、瀬織津姫(せおりつひめ)。人生の道を開き、より良い方向へ導いてくれる神様として信仰されています。

愛らしいフグのおみくじなど、個性豊かな授与品も

手触りのよい木材でつくられた「木彫りふくみくじ」はお土産にもぴったり
手触りのよい木材でつくられた「木彫りふくみくじ」はお土産にもぴったり

ここでしか出合えないユニークな授与品も揃います。中でも「木彫りふくみくじ」は、職人が一つひとつ丁寧に彫り上げた木彫りのフグが、おみくじを口にくわえている可愛らしい姿が人気です。神功皇后が三韓征伐の帰途、海の神様から授かった御神宝とされる「満珠(まんじゅ)」と「干珠(かんじゅ)」をデザインしたお守りもあります。

また、境内からは神社の真上を通る関門橋のダイナミックな姿や、鳥居越しに広がる雄大な関門海峡の景色を望めます。

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境内は厳かな空気に包まれていますが、黒を基調とした授与所や、シンプルなデザインで統一された授与品など、スタイリッシュで落ち着いた雰囲気も魅力です。

和布刈神社
  • 住所福岡県北九州市門司区門司3492番地 MAP
  • アクセスJR門司港駅から徒歩約25分
  • バスアクセスJR門司港駅からバス乗車、「和布刈神社前」下車すぐ
  • 営業時間授与所9:30~17:00
  • 定休日無休
  • TEL093-321-0749
  • 駐車場無料

関門エリアを学ぶのに最適な博物館

天井の青空が夕焼けや夜空へと変化し、夜はよりロマンチックな雰囲気に
天井の青空が夕焼けや夜空へと変化し、夜はよりロマンチックな雰囲気に

関門海峡にまつわる展示を行う博物館。展望デッキや海峡レトロ通りなど無料で入場できるエリアもあり、気軽に立ち寄れるのも魅力です。まずは、博物館自慢の展望デッキに行ってみましょう。関門橋や無人島の巌流島など関門海峡を一望でき、その美しい景色を背景にウェディングフォトを撮影する人もいるほどです。

大正時代の門司港の街並みを再現した海峡レトロ通りでは、路面電車や、門司港が発祥といわれるバナナの叩き売りなど、当時の文化を体感できます。お土産ショップも併設されているので、門司港観光の記念となるグッズを購入してみてください。

関門海峡の魅力をより深く知るのなら有料エリアへ

18m×9mのセイルスクリーンがある海峡アトリウム。映像は螺旋スロープの上から3段目からが見やすい
18m×9mのセイルスクリーンがある海峡アトリウム。映像は螺旋スロープの上から3段目からが見やすい

有料エリアには、見どころ満載の様々な体験が揃っています。国内最大級のスクリーンを備えた海峡アトリウムでは、30分に1度、関門海峡やそのエリアをテーマにした8分間の映像が上映されます。上映の合間には、スクリーンの映像と連動したクイズやゲームなどのインタラクティブ体験にチャレンジすることも。

また、人形作家が歴史の重要な出来事を人形で再現した海峡歴史回廊、船の操作体験などができる海峡体験ゾーンもあります。中でも人気なのが「操船シミュレーション」。潮流の速い関門海峡を安全に横断する難しさを身をもって実感できます。

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4階のプロムナードデッキは、室内にあるため天候に左右されず関門海峡の風景を楽しむことができます。併設のカフェでコーヒーを購入し、海を眺めながら優雅なひとときをお過ごしください。

関門海峡ミュージアム
  • 住所福岡県北九州市門司区西海岸1-3-3 MAP
  • アクセスJR門司港駅より徒歩約9分
  • 営業時間9:00~17:00(最終入館16:30)
  • 定休日年5回不定休
  • 入場料大人500円、小中学生200円、海峡こども広場100円(1歳以上)※プロムナードデッキ、カフェ、展望デッキ、海峡レトロ通りは無料
  • TEL093-321-4151(門司港レトロ総合インフォメーション)
  • 駐車場有料

昔の電話や通信機器に出合えるレトロな史料館

用途や設置場所によって色分けされた公衆電話。
用途や設置場所によって色分けされた公衆電話。

NTT西日本が運営する「通信」をテーマにした展示施設。1階の展示フロアには、明治11年(1878年)〜平成まで使われた歴代の電話機をはじめ、公衆電話や携帯電話などが並びます。中でもひときわ目を引くのがカラフルな公衆電話の数々。時代ごとのニーズに合わせて機器や仕様が変化し、それに伴い色分けも行われてきました。

公衆電話コーナーでは、「災害用伝言ダイヤル(171)」の使い方を学ぶことも。公衆電話を使う機会が少なくなった今だからこそ、貴重な経験になるはずです。

ダイヤル式電話やモールス信号を実際に体験

昔の電話交換手の仕事を体験できるコーナー。電話機のハンドルを回して電気を起こし、呼び出した電話交換手が相手とつなぐことで、通話できる
昔の電話交換手の仕事を体験できるコーナー。電話機のハンドルを回して電気を起こし、呼び出した電話交換手が相手とつなぐことで、通話できる

館内には、ダイヤル式電話やモールス信号、タイプライターを実際に操作できるコーナーもあります。ドラマや映画でしか見たことがない、レトロな通信機器に実際に触れながら、当時の通信方法を体験できるのが魅力です。

また、1924年(大正13年)に逓信省門司郵便局電話課庁舎として建てられた建物も見どころの一つ。門司港初の鉄筋コンクリート造り3階建ての建物で、たくさんの重い電話交換機を設置しても耐えられるように丈夫な構造になっています。設計を手がけたのは逓信省技師の山田守氏。角のない丸みを帯びたデザインが特徴です。

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時間に余裕があれば、2階・交換機室(クロスバ交換機)、3階・交換手の休憩室の見学もぜひ。2階、3階の見学を希望する場合は、来館前日までに電話での予約が必要です。

門司電気通信レトロ館
  • 住所福岡県北九州市門司区浜町4-1 MAP
  • アクセス JR門司港駅から徒歩約10分
  • 営業時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 定休日月曜(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12月29日~1月3日)
  • 入場料無料
  • TEL093-321-1199
  • 駐車場あり(無料)

海上から眺める、門司港レトロの街並み

跳橋「ブルーイングもじ」の開閉は午前2回、午後4回の1日計6回。クルーズ船の詳しい出航時刻は売場で確認を
跳橋「ブルーイングもじ」の開閉は午前2回、午後4回の1日計6回。クルーズ船の詳しい出航時刻は売場で確認を

海上から門司港や下関の景色を楽しむ、20分間のクルーズ体験。自由席なので、好みの場所から海峡の風景を満喫できます。操縦室横の席は船長と同じ目線で海峡を見渡すことができ、おすすめです。レトロなクルーズ船が、汽笛を響かせながら海峡プラザ前の桟橋から出航する様子は、まるで映画のワンシーンのようです。
出航後すぐに現れるのは跳橋「ブルーイングもじ」。出航時刻と開橋時刻が重なると、跳橋がゆっくりと開いていく迫力ある光景を見ることもできます。

船長のガイドを聞きながら、関門海峡をめぐる

中央に見えるのが関門橋。右側が門司港、左側が下関
中央に見えるのが関門橋。右側が門司港、左側が下関

ブルーイングもじを通り過ぎると、本州と九州を結ぶ関門橋が姿を現し、目の前にダイナミックな景色が広がります。1日に500隻以上の船が行き交う関門海峡では、漁船やコンテナ船をはじめとした多種多様な船とすれ違う貴重な体験も。関門エリアの見どころが詰まった船長のガイドに耳を傾けながら、刻々と変わる海峡の風景を満喫できます。

さらに、夕暮れ時のサンセットクルーズや夜景を楽しむナイトクルーズもおすすめ。昼間とは異なる幻想的な表情を見せてくれます。

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快適にクルーズを楽しむには、服装選びも大切。海風の影響で、地上より体感温度が低く感じられるので、冬場はダウンなど暖かい服装がおすすめです。また船内にはエアコンがないので、夏場は涼しい服装を心がけ、水分補給を忘れずにしましょう。

門司港レトロクルーズ
  • 住所福岡県北九州市門司区港町5-1(門司港レトロ内桟橋)※売場・乗場 MAP
  • アクセスJR門司港駅から徒歩約3分
  • 営業時間デイクルーズ11:00〜(土・日曜は10:00〜)、ナイトクルーズ日没後から(満潮時の場合は運休)
  • 定休日不定休
  • 入場料大人1,000円、子ども(7〜12歳)500円 ※6歳未満は大人1名につき1名無料
  • TEL 090-9061-8563(乗場直通)※10:00〜営業終了まで
  • 駐車場無し

トロッコ列車に乗って、門司港の街並みを満喫

関門橋をバックにのんびりと走る潮風号
関門橋をバックにのんびりと走る潮風号

門司港レトロ地区と和布刈(めかり)地区を結ぶ約2kmを運行する観光列車。門司港駅すぐの「九州鉄道記念館駅」から「出光美術館駅」「ノーフォーク広場駅」を経て、関門橋の麓にある終点「関門海峡めかり駅」までを最高時速15km、約10分かけてゆっくりと走行します。車窓からは門司港のレトロな街並みや関門橋を見ることができ、春には桜、秋には紅葉との美しいコラボレーションも魅力です。

天気のよい日には窓を全開にして運行。車内に吹き込む潮風が心地よいひとときをもたらしてくれます。

トンネル内では、キラキラ光る海の生物に出合える

天井に海の生物が浮かび上がる演出に、乗客からは感嘆の声が
天井に海の生物が浮かび上がる演出に、乗客からは感嘆の声が

列車がノーフォーク広場駅と関門海峡めかり駅の間にあるトンネルへ入ると、車内の天井には、フグやテナガダコなど関門海峡に生息する海の生き物たちが青い光とともに浮かび上がる演出が。まるで深海に潜り込んだかのような、神秘的な雰囲気を味わえます。

潮風号の運行は主に土・日曜日と祝日とあって、いつも多くの観光客でにぎわっています。貸切や団体以外は予約ができないため、乗車時間時間に合わせて切符を購入しましょう。

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門司港と下関を楽しむなら「関門海峡クローバーきっぷ」がおすすめです。「潮風号」、下関の御裳川(みもすそがわ)〜唐戸の区間を移動できる路線バス「サンデンバス」、門司港と下関間を運航する「関門汽船」にそれぞれ1回ずつ乗ることができて便利です。

潮風号
  • 住所福岡県北九州市門司区西海岸1-7-1(門司港事業所 ※乗車券売り場) MAP
  • アクセスJR門司港駅から徒歩1分
  • 営業時間運行ダイヤは公式HPで要確認
  • 定休日水・木曜料金:大人片道500円、小児片道250円
  • TEL093-331-1065
  • 駐車場無し
  • メモ貸切を希望する場合は事前に要連絡
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