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一脚の椅子に詰まった
「飛騨の匠」の想いを
感じながら
匠の心と技にふれる、
ひとつだけの家具づくり
岐阜県・奥飛騨温泉郷界 奥飛騨
界が紡ぐ手業のひととき ここが見どころ
- POINT 木工の本場で工場見学 普段は入れない家具工場を プライベートツアーで巡る体験
- POINT 作り手のこだわりを知る時間 木工技術を脈々と受け継ぐ 「飛騨の匠」の想いに触れるひととき
- POINT 自分だけの椅子づくり 好みの樹種を思うままに選んで 自分だけのスツールを製作
椅子
界 奥飛騨
界 奥飛騨では、伝統的な木工技術が施された
飛騨産業の椅子を、全客室にご用意。
飛騨の木材の手触りや座り心地の良さを感じながら、
匠の業に思いを馳せれば、
翌日の工場見学とスツール製作に胸が高鳴ります。
TEWAZA
EXPERIENCE
旅の記憶とは、つまり「体験」の記憶。
どこへ行ったかだけでなく、
そこで何を感じたか。
ご当地の手業に心が動くひとときを、
界の旅で。
CHAPTER〇一
「飛騨の匠」の
伝統技法を
まずは気軽に体験
総面積の93%が森林に覆われている、岐阜県・飛騨地方。はるか1,300年前、この地には「飛騨の匠」と呼ばれる制度によって都に派遣され、歴史的な寺社の建立に携わった、凄腕の職人集団が存在していました。彼らの技術は現代に受け継がれ、「飛騨の匠」は優れた木工技術を持つ職人たちへの敬意を込めた言葉として、今なお残り続けています。
界 奥飛騨の「手業のひととき」では、「HIDA」ブランドでも知られる家具メーカー・飛騨産業の工場見学や、自分だけのスツール製作などを通して、飛騨の匠の心と技を深く学ぶことができるツアーをご用意しました。
まず初日は、界 奥飛騨のトラベルライブラリーで開催されるご当地楽「飛騨の匠体験」への参加をおすすめします。ここでは、「曲木(まげき)」の技法を使い、界オリジナルの風呂敷を持ち運ぶのに便利なバッグハンドルを制作します。曲木とは、蒸して柔らかくなった木に力を加えることで、木目が通ったまま、美しいアーチを生み出すことができる伝統的な技法。曲型に乗せ、自分の手で慎重にしならせていくうち、まっすぐだった木材が少しずつアーチ状に変化していく様子には、驚きを感じることでしょう。
そして、手業のひとときの参加特典としてお部屋にご用意しているのが、バッグハンドルの持ち手を滑らかにするためのアドバンスグッズ(紙やすり+蜜蝋ワックス)。木工品の仕上げには欠かせない、研磨・塗装作業の大切さを実感いただけます。
CHAPTER〇二
家具に込めた
職人技と出会う
特別な工場見学
翌日は高山市に移動し、飛騨産業の工場見学へ。1920年創業の飛騨産業は、それまで無用とされてきたブナの木の有効活用を目指し、曲木の技術を活かした家具づくりを牽引してきた老舗家具メーカーです。デザインの美しさはもちろんのこと、座り心地の良さや耐久性、柔軟な修理・メンテナンス体制は、国内外で高く評価されています。
「手業のひととき」の参加者のみで行うプライベートツアーでは、一脚の椅子ができあがるまでの様子を、「機械加工・磨き」「組立」といった製造工程ごとに、流れで見学することができます。工場には機械も導入されていますが、椅子づくりにはこの場所で働く200人の職人の技術と経験が欠かせません。例えば、お尻になじむように座面の加工を行う「座ぐり」の工程では、仕上げに回転式のサンドペーパーを使用して座面を磨きますが、どの程度削るかのさじ加減は、熟練の職人の感覚に委ねられているそうです。
工程の中には、前日に体験した「曲木」も。機械で厚みのある材料を大きく曲げる「プレス曲げ」、曲型を回転させながら木を巻きつけ円形を作ることもできる「台輪曲げ」など、材料や形状に合わせた曲木の技術を間近で見ることができます。また曲木は、一枚の板を曲げて成形する分、無駄になる材料が少ないのも特長の一つ。森を慈しみ、限られた資源を大切にしてきた匠たちが生み出した技術をより深く知ることは、今を生きる私たちに多くの気づきを与えてくれるはずです。
CHAPTER〇三
木とじっくり向き合い
自分好みのスツールを
最後の目的地は、高山市の市街地にある「遊朴館 HIDA GALLERY」。ここでは、好みのパーツを一つずつ選び、「HIDA」ブランドのスツールを自分の手で作り上げる、特別な体験が待っています。
スツールづくりを教えてくださるのは、遊朴館のコンシェルジュとして飛騨産業を支える若手の家具職人・浦谷大司さん。まずは座板や脚、貫といったパーツを、ビーチ、ホワイトオーク、ウォルナットなどの樹種から選んでいきます。同じ樹種でも、色の濃淡や木目の模様は一つずつ異なるもの。さらに、パーツは同じ樹種でまとめるのも、異なる樹種を組み合わせるのも自由。浦谷さんも「ふだん椅子の木目をじっくり見る機会は少ないと思います。選ぶ時間を楽しんでいただきたいので、たっぷり悩んでください」と語ります。
パーツが決まったら、いよいよ組み立て作業へ。各パーツは太めに作られているため、サンドペーパーを使って接合部を少しずつ削っていきます。地道な作業ですが、ぴったりはまったときの嬉しさはひとしお。最後にオイルなどを塗装して仕上げれば、あなただけのスツールが完成です。浦谷さん曰く、「家具には人が表れる」のだとか。職人たちが作る椅子にも、お客様が作り上げたスツールにも、できあがったものからは作り手の人柄や性格が伝わってくるのだそうです。
作り手や工程に思いを馳せれば、あなたの中で家具との、さらには“もの”との向き合い方が少しだけ変わっているかもしれません。

手業のひと
- 飛騨産業 浦谷 大司さん Taishi Uratani
- 岐阜県関市出身。高校卒業後、木工修行の為飛騨職人学舎にて基礎を学び、2017年飛騨産業に入社。無垢を使った什器など、公共案件の特注家具の製作や設計に従事する。仕事の傍ら技能五輪の出場にも力を入れ、2020年の第58回技能五輪全国大会にて岐阜県内初の家具部門金賞を受賞。2024年浦谷家具製作所を開業。
体験情報
手業のひととき
「匠の心と技にふれる、
ひとつだけの家具づくり」
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- 期間
- 通年・毎週火曜日・金曜日で開催
※開催日の詳細につきましてはこちらをご覧ください。
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- 開催時間
- 10:30 AM~1:00 PM
(工場見学:30~45分、スツール製作体験:1時間30分)
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- 対象
- 大人
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- 含まれる内容
- 飛騨産業での工場見学、オリジナルスツール製作体験
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- 料金
- 1名あたり20,000円(税込)
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- 定員
- 4名
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- 集合場所
- 高山市内飛騨産業施設(工場見学:飛騨産業第一工場、製作体験:遊朴館 HIDA GALLERY)
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- スケジュール
- モデルスケジュール
<1日目>
2:30 PM チェックイン
5:30 PM ご夕食
7:15 PM ご当地楽「飛騨の匠体験」参加
8:00 PM 客室にて飛騨の匠や飛騨産業に関する書籍を読み、理解を深める
<2日目>
7:30 AM ご朝食
9:30 AM ご出発
10:30 AM 飛騨産業第一工場にて工場見学
11:30 AM 遊朴館 HIDA GALLERYにてオリジナルスツール製作体験
1:00 PM 体験終了
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- 申し込み期限
- 7日前まで
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- 注意事項
- 事前に宿泊予約(プラン予約)が必要となります。宿泊予約後、予約確認ページより開催日をご確認の上「手業のひととき」をお申込ください。
この手業を体験できるのが……
界 奥飛騨
506-1433 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯138
JR高山駅より車で約45分
OUR STORY
2024年9月にオープンした界 奥飛騨。地元の老舗家具メーカーである飛騨産業との関わりは、「曲木」で作られた飛騨産業の椅子を、ご当地部屋の全室に起用したことから始まりました。
開業当時から在籍するスタッフは、日々飛騨産業の椅子に囲まれて働けば働くほど、これらが“人の手で作られたもの”であることに驚きを感じると言います。
「飛騨産業では『飛騨職人学舎』という学校を運営しているのですが、そこでは2年間の集団生活を通して、職人としての技術や人間力を徹底的に磨き上げていくそうです。そういった場所で経験を積んだ職人さんがゼロから生み出したものが、いま自分の目の前にある。そう考えた瞬間、「椅子」というものに対する見方が大きく変わりました」
もっと踏み込んだ形で、お客様にも飛騨の匠の技を知ってもらいたい。匠のこだわりを肌で感じていただきたい。そうした想いから、飛騨産業とのコラボレーションが本格的に動き始めます。
なかでもスツールづくりは、飛騨産業にとっても念願の機会だったそうです。ともにプログラムを企画した飛騨産業の広報担当・平田優香さんは、こう振り返ります。
「スツールの組み立て体験は、社内でもアイデアとして上がっていたのですが、体制や資材などの面でなかなか実現に至れていませんでした。ただ、飛騨産業では『飛騨を“木工の聖地”とする』という志を掲げています。そのためにも、家具づくりの体験を通して地域をより深く知っていただける場をつくりたいというご提案は、とてもありがたいお話でした」
ともに創業から100年以上の歴史を持つ、飛騨産業と星野リゾート。飛騨の匠の木工技術を残し、つなげ、多くの人に知ってほしい。そんな両社の想いが重なることで、2025年12月、晴れて界 奥飛騨での「手業のひととき」がスタートしたのです。