1うなぎパイファクトリー

1961年（昭和36年）の発売以来、浜松の定番土産として不動の人気を誇る「うなぎパイ」。小麦粉、バター、水、そして秘伝のうなぎの粉と、生地の原料はいたってシンプル。その生地を焼き上げ、最後に秘伝のタレを塗れば完成です。サクサクと口当たりの良い生地は約9,000もの層からなり繊細そのもの。それゆえに毎日の気温や湿度に合わせて生地の伸ばし方やオーブンの温度を微調整し作られています。最後に塗るタレは、お菓子ではまず使わないガーリックが入っていますが、それ以上のことは社内でもトップシークレット。一部のうなぎパイ職人の方のみが代々受け継いでいる門外不出の味が受け継がれています。

うなぎパイ　962円（12本入り）
賞味期限：60日

うなぎパイをアレンジした特別メニューも

うなぎパイは駅やSAでも気軽に入手できますが、せっかく浜松を訪れたなら「うなぎパイファクトリー」は、必見。うなぎパイが出来上がるまでの工程を自由に見学できるうえ、工場見学記念品ももらえ、お得感もたっぷりです。また、うなぎパイカフェでは、「うなぎパイV.S.O.P.の紅茶パフェ」や、家族でシェアして食べたい「うなぎパイジャンボパフェ」など、ここでしか味わえないうなぎパイを使った唯一無二の味がメニューに並びます。

2浜名湖山吹 浜松駅エキマチ店

創業から60余年にわたり、うなぎ蒲焼き、白焼き、佃煮などを販売してきたうなぎ専門店。手軽なお土産としてもおすすめなのが、ご飯のお供に抜群の相性を誇るうなぎの佃煮。厳選した活うなぎを用い、白焼き、深蒸し、蒲焼の工程を経てから、さっと煮込んでいます。そのため、塩分も控えめで、うなぎ本来の旨みが生きているのが特徴です。箸を入れると、皮まですっと簡単に切れるほどの柔らかさも人気の秘密。
甘だれに絡んだうなぎにピリッと山椒が効いた「深蒸しうなぎの山椒炊き うなぎ自鰻」は、お酒の肴にもぴったり。ほか、甘辛・粒山椒入りの「粒山椒入りのうなぎ山椒煮」など、全4種が揃っています。
うなぎの佃煮 うなぎ自鰻　1,512円～（1袋75g～）
賞味期限：冷蔵所で約60日

3長坂養蜂場

浜名湖の北岸に位置する三ヶ日は、自然豊かな景勝地であり、温暖な気候からみかんの栽培が盛んです。この地で、80年以上、親子三代に渡り養蜂場を営んできたのが「長坂養蜂場」です。自家農場で採取したものから世界の選りすぐりの逸品まで、種類豊富なはちみつが揃う中、ロングセラーとなっているのが「二代目の蜂蜜」。二代目の長坂光男氏が、長年の経験から生み出したオリジナルブレンドのはちみつで、アカシアの花とみかんの花から採れるはちみつを最適な割合でブレンドしています。フルーティーかつ上品な甘さがあり、トーストやヨーグルトはもちろん、コーヒー、紅茶にもよく合う万能タイプです。

二代目の蜂蜜　750円～（200g～）
消費期限：24ヶ月

はちみつのアレンジした商品やグッズも

はちみつを用いた「はちみつリンゴ酢」や「はちみつ柚」などのドリンクも美味。特に限定販売の「はちみつ甘酒」は、二代目の蜂蜜と米麹をブレンドしていて、はちみつの深い甘みとコクがやみつきになる味わいです。ショップ内には試食コーナーがあるので、「三ヶ日みかん蜂蜜」はじめ、いろいろなはちみつを試してみれば、お気に入りの味がきっと見つかります。他にも、はちみつ入りのマーガリンやジャム、はちみつ漬けのほか、美容効果が高いと話題のコスメなど、どれをお土産に選ぼうか迷ってしまうほどのラインナップです。

4治一郎 大平台本店

2002年（平成14年）に登場し、バウムクーヘンの概念を変えたといわれる「治一郎のバウムクーヘン」。今では、静岡県内をはじめ、全国各地の商業施設などでも見かけますが、発祥の地は浜松。職人が片時も目を離さず、極薄の生地を24層も重ねて完成させるバウムクーヘンは、他にはない「しっとり感」と重層ならではの「ずっしり感」が楽しめます。さらに、口の中でふわっと溶けていく食感を生み出しています。
浜松市郊外にある本店は、バウムクーヘン以外にもプリンやロールケーキ、ラスクなどが並び、限定品も登場。併設のカフェスペースでは、「治一郎のバウムクーヘン」や、カリカリふわふわの食感が魅力の「焦がしバウム」などをアレンジしたスイーツが楽しめます。

治一郎のバウムクーヘン　1,944円（ホール）
賞味期限：約14日

5和洋菓子司 入河屋 （いりかわや）三ヶ日本店

みかんの名産地・三ヶ日。郷土の誉れ「三ヶ日みかん」を贅沢に使用した逸品が、1885年（明治18年）創業の老舗「入河屋」の「みかん最中」です。口どけ軽く、香ばしいもなかの中には、羽二重餅粉と北海道産の白豆、大手亡豆（おおてぼうまめ）にみずみずしく香り豊かな三ヶ日みかんを練り込んだ餡がたっぷり。着色料を使わずにみかん色に作り上げているところにも、老舗の技が生きています。
現在、5代目が切り盛りする「入河屋」では、北海道帯広の中藪農園の小豆をはじめ、小麦粉、砂糖、卵にいたるまで作り手の分かる、吟味した素材を用いて多彩な和洋菓子を販売。また、店を訪ねたらぜひ味わってほしいのが「三ヶ日みかんソフトクリーム」。三ヶ日みかんの果汁を5倍に濃縮した、風味豊かな味わいです。

みかん最中　799円（4個入り）
賞味期限：約14日

6三ヶ日製菓

高い糖度の中にほのかな酸味がある、奥深い味わいの「三ヶ日みかん」。この浜松名産のみかんの魅力を丸ごと楽しめるのが、年間2万個も売れる三ヶ日製菓の「まるごとみかん大福」です。果汁たっぷりのみかんを餅でくるむのは至難の業。それを、皮をむいた三ヶ日みかんをシロップ漬けにした後に自家製の白あんで包み、柔らかな羽二重餅でくるむといった、独自の工夫を凝らして完成に至った一品です。
商品は、冷凍した状態で販売されており、半解凍の餅が柔らかくなった状態からいただけます。半解凍ならシャリシャリとした食感がたまらなく、全解凍すれば蜜づけのジューシーなみかんの味わいが口いっぱいに広がります。
三ヶ日製菓では、他にも三ヶ日みかんを餡にした「銘菓・みかんの里」や種類豊富なまんじゅう、どらやきなども販売しています。

まるごとみかん大福　300円
賞味期限：冷凍約14日

7浜松文明堂　根上り松店

ハニーカステラで知られる文明堂。ここ浜松には、全国に6社ある文明堂グループの1社「浜松文明堂」があります。1967年（昭和42年）に開業し、浜松市内を中心に静岡県中西部に店舗を展開しています。その浜松文明堂で、手軽なお持たせとして人気なのがオリジナル商品の「茶ってら」。文明堂の看板商品であるハニーカステラと、茶処静岡ならではのお茶のカステラを2層にして、どらやき「三笠山」の皮で巻いてあります。生地からは良質なお茶の自然な風味が立ち上がり、ひとくち食べれば、さっぱりとしたお茶の香りが口いっぱいに広がります。ハニーカステラのやさしい甘さに、お茶の爽やかな香りと渋みがアクセントとなった、好相性な一品です。
静岡県内での限定販売となっているので、お土産にぜひどうぞ。

茶ってら1,188円（10個入り）
賞味期限：常温で約20日

8界 遠州

全室レイクビュー。浜名湖を望む解放感

浜松駅から車で約40分。全室から浜名湖の眺望を楽しめ、いたるところにお茶のおもてなしが用意された温泉旅館です。館内に一歩足を踏み入れると、茶香炉からいい香りが漂っています。お茶玉を使った露天風呂、厳選した茶葉のブレンド体験、中庭に広がる縞模様の茶畑など、日本一のお茶処にちなんだお茶にまつわるおもてなしが随所にちりばめられています。
食事には、浜名湖名物のうなぎや遠州灘名物のとらふぐなど、旬の食材を使った会席料理を提供しています。地元の伝統工芸である「遠州綿紬」にもあちこちで触れることができ、やさしい布で包みこまれるような癒しの時間を過ごすことができます。