和紙風提灯で彩られた開放感あふれる「湯の広場」。正面には別府湾を望む足湯がある。

賑わいとくつろぎを感じる宿で、
楽しみ和む

日本の温泉天国といえば、なんといっても大分県・別府。全国1位の温泉湧出量と源泉数を誇り、市内には「ジモ泉」と呼ばれる共同温泉が100か所以上あり、さまざまな泉質や温度の湯を楽しめます。どこへ行くにも便利な別府北浜にある「界 別府」は、建築家・隈研吾氏がデザイン。"ドラマティック温泉街"をコンセプトの基に、朝、昼、夜と賑わう別府の街を館内に表現。過ごしているだけで、ワクワクし元気が出てくる宿です。今回は、おすすめの滞在プラン「別府レトロ湯めぐり旅」に基づいてリポートします。

地元の入浴ルールを
心得てから、
いざジモ泉めぐりへ

チェックイン後、ジモ泉を楽しむための入浴方法をスタッフから教わり、入浴に欠かせない湯桶、石鹸、オリジナルデザインの手ぬぐいなどが入ったジモ泉巡りセットを受け取ります。手ぬぐいには、ジモ泉でのルールが記載されているので安心。終了後、近隣にあるおすすめのジモ泉へ、スタッフが案内してくれます。

ロビーは天井が高く、湯上り処も広々としている「竹瓦温泉」。砂湯も人気。

別府が初めてなら、別府温泉のシンボルとなっている「竹瓦温泉」を訪れるとよいでしょう。1879年創設で、現在の建物は1938年に建設され、昭和初期の風情が漂っています。観光客の利用も多いのでなじみやすいかもしれません。

ビールはBEPPU BREWERYの「YUAGARI PILS」。アイスには大分名物臼杵煎餅が使われている。

宿に戻った後は、客室で別府湾を眺めながら、宿オリジナルのジモビールやジモアイスでクールダウン。至福の時間です。

プランには含まれていませんが、夕食前に体験したいのは、国家資格をもつ施術師による「界こだわりのマッサージ」。工藤亮祐さんは穏やかな対応で、心身の緊張を緩めるマッサージが印象的でした。さらに、違和感のある体の部位に関する日頃のケアについてのアドバイスもあり、その後症状が緩和しました。

活気あふれる「界 別府」の夜

夕食は、別府湾で獲れた魚介類がふんだんに使われた「海鮮豊後鍋会席」に舌鼓。遊び心も満載で、お造りは別府らしく、ひっくり返した風呂桶に盛られて提供されました。

食後は、館内の「夜のドラマティック温泉街」で夜店を楽しんだり、活気あふれるご当地楽「湯治ジャグバンド」を鑑賞し、一緒に盛り上がってみては。

朝日を拝みながらの
「現代湯治体操」でエナジーチャージ

翌朝は、湯の広場で朝日を拝みながら、「現代湯治体操」に参加。別府の浜辺をモチーフにした動作で全身をストレッチ。

終了後は大浴場で、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉の湯に入れば、体はぽかぽか、肌はなめらかに。

「ごまだし」は焼いたエソなどの白身魚、ゴマ、醤油、みりんをすり合わせてつくる。

朝食はご当地メニューが充実。大分県・佐伯地方の名物「ごまだし」を使用した、香ばしい海鮮汁は、ほっとする味わいです。

路地裏にある明治初期から続く歴史ある温泉。入口の横には飲泉もある。

ひと休みしたらジモ泉へ。2日目なので、より共同浴場らしい雰囲気が漂う「紙屋温泉」を訪れてみては。別府の人々は、外来者をやさしく受け入れてくれるので、すっかり別府の住民のような気分でジモ泉を楽しめるはずです。

最上階の11階に位置する、広々とした露天風呂付きの「特別室」。美しい朝焼けを望める。

笑顔で挨拶すれば
心地よい空気が生まれ、
自らも癒やされる

別府には、カフェのような感覚で立ち寄れる共同温泉があふれています。ジモ泉では、必ず周りの人に挨拶をしてから入浴するのがルール。笑顔で挨拶をすれば場が和み、みんなが心地よく利用できます。湯に浸かることで身も心も浄化され、さらに、浴場で出会った人との会話で元気になれることも多いのです。早速、ジモ泉を満喫するために、別府へ出かけませんか。

ご紹介した施設

界 別府

日本一の源泉数及び湧出量を誇る別府温泉を満喫する「ドラマティック温泉街」

日本一の源泉数及び湧出量を誇る別府温泉に位置する温泉宿。館内は、和紙のちょうちんが彩り、石畳が連なる湯の広場など、賑やかな別府の温泉街を彷彿させるつくりです。客室は、まるで1枚の絵画のような海の景色に包まれ、時の移ろいによりドラマティックに表情を変化させる別府の魅力を楽しめます。

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