壮大な霧島高原の絶景を
満喫できる「特別室」に滞在

日本神話において、天孫降臨の地といわれる高千穂峰の中腹に位置する「界 霧島」。霧島高原の先に桜島を望むダイナミックな景観に心を揺さぶられます。客室はすべて薩摩和紙や大島紬、火山の噴出物であるシラスなどが使われたご当地部屋「薩摩シラス大地の間」です。おすすめの特別室には、大きな窓ガラスから3方向を望むパノラマルームや専用露天風呂(温泉)があり、日の出から星空まで絶景を堪能できます。

ケーブルカーに乗り露天風呂に入るまでの道のりでは、時間によって違った美しい景色を楽しめる。

すすき野原に降り立ち
「湯浴み小屋」での時間を満喫

チェックインし、客室でひと息ついたら大浴場へ。ケーブルカーに乗って到着したすすき野原に、湯浴み小屋はあります。

宿が引く「霧島温泉」は弱酸性の単純硫黄温泉。硫黄の成分が濃すぎないので、湯あたりしにくく、肌に透明感が出てきます。内風呂のあつ湯は源泉かけ流し(加水あり)で、露天風呂からはノスタルジックな大自然の景色を眺められます。

湯浴みを楽しんだ後は、ビューテラスで開催される「温泉文化いろは」に参加。スタッフが絵巻物で天孫降臨の神話や坂本龍馬の湯治エピソードなどを披露してくれます。最後に桜島に向かって目を閉じ自己と向き合う時間では、徐々に霧島の地に愛着を感じ始めていることを実感するでしょう。

客室に戻ったら、国家資格をもつ施術師による「界こだわりのマッサージ」を体験。施術師の佐野直也さんは、自然体でゲストの状態に寄り添い、ひとりひとりの症状に合わせて的確なマッサージを施してくれます。施術後には、自宅で簡単にできる最適なストレッチなどのアドバイスがあるのもうれしい。

夕食は鹿児島ならではの「薩摩しゃぶしゃぶ会席」。メインの「黒豚しゃぶしゃぶ」では、削り立ての鰹節で追いがつおをした出汁に黒豚をくぐらせ、その香り豊かで旨味たっぷりの出汁だけで味わいます。締めは雑炊(御飯)ではなく特製の細麺蕎麦。鹿児島県人は蕎麦好きが多いことから蕎麦を導入しているそう。出汁が麺によく絡んで美味!

夕食後は、界有数のご当地楽といっても過言ではない「天孫降臨ENBU」を鑑賞。日本建国の地といわれる霧島、その神話の一部ストーリーを、鍛錬を重ねたスタッフが、神楽鈴と太鼓を使って演舞します。パワフルなエネルギーが観ている側にも伝わり迫力満点。旅の忘れられない思い出となります。

ご来光・朝風呂・体操――
清々しい朝活でエナジーチャージ

翌朝は、客室のパノラマルームで高千穂峰から昇る朝日を拝みながら瞑想し、朝風呂も満喫。その後は「天孫降臨体操」に参加。神が舞い降りてくるようなポーズなど、霧島にちなんだ動作を実践するうちにすっきり目覚めます。

朝食は、さつま汁を始めとした郷土色あふれる和食膳がおすすめです。お米も鹿児島県産を使用。この日は「なつほのか」でしたが、つやつやで粘りがあり甘みが感じられます。

今年4月から、界では「ベジタリアン朝食」の提供が始まったので、そちらも試食してみました。寒干し大根で出汁をとった具だくさんの味噌汁や代替ミートを使ったそぼろ味噌が挟まれた栃尾揚げなど、こだわりが感じられる内容でした。

生菓子は鹿児島県姶良(あいら)市にある御菓子司「あじ福」が製作。

旅の終わりは、絶景を目に焼き付ける霧島茶タイム

チェックアウトまでの時間で体験したいのは「茶いっぺ(鹿児島弁で“お茶でも一杯飲んでいきなさい”という意味のおもてなし)」。季節ごとに厳選された霧島茶と宿オリジナルの美しい生菓子が提供されます。実は、鹿児島県は荒茶の生産量全国一。中でも上品な甘みと鮮やかな色合いが特徴の霧島茶は、数々の品評会でも高い評価を得ているのです。客室で絶景を眺めお茶を味わえば、歓びあふれる滞在を振り返る豊かな時間となるでしょう。

日没時に合わせて暖炉に火が灯され、幻想的な雰囲気が漂う「ビューテラス」。

神話の世界に触れるうちに、
新たな英気が沸き上がってくる

霧島神宮や高千穂峰など、日本有数のパワースポットに隣接し、神話の世界へ導かれるような感覚を覚える宿。悠久の時と大自然に身を委ねるうちに、自分の心の拠り所を再確認する機会となるはずです。

ご紹介した施設

界 霧島

神話息づく高千穂峰で癒やされる、「桜島をはるかに見渡す絶景の湯宿」

神話が息づく高千穂峰の中腹に建ち、全ての客室から桜島を見下ろす開放的なビューが広がります。スロープカーで下りた草原には湯浴み小屋が佇み、霧島高原を見晴らす景観を眺めながら、心身ともに開放される温泉旅館です。天孫降臨を表現した躍動感ある演舞も見どころです。

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