2024年7月29日〜8月31日の毎週月曜日と水曜日、美しい海を支えるサンゴについて楽しく学ぶ「珊瑚Academy 〜夏休みの自由研究〜」を今年も開催します。「サンゴ学習推進団体わくわくサンゴ石垣島」監修の本プログラムでは、はじめにカラフルなイラストを使ったレクチャーを受け、ビーチコーミングを通してサンゴを取り巻く環境を学びます。学びを深めた後は、国内最大のサンゴ礁である「石⻄礁湖(せきせいしょうこ)」が広がる海へ出発。シュノーケリングをしながら、生きているサンゴやそれらを取り巻く環境を間近に観察することができます。最後は学んだことや気づいたことを「キラキラワークシート」にまとめ、自由研究を完成させることができる環境学習プログラムです。

夏休みの宿題の定番である自由研究は、小学生の子どもをもつ親の90%が「不安に思う」と回答しています。(*1)リゾナーレ小浜島が位置する沖縄県八重山諸島は、「石⻄礁湖」と呼ばれる国内最大のサンゴ礁に囲まれた自然豊かな島です。そのような壮大な自然環境を舞台に「サンゴ」をテーマに学び、自由研究としてまとめることで理解を深めてほしいという思いから、今年も開催に至りました。

(*1)出典:2018年一般社団法人日本能率協会調べ

ビーチに隣接するBOOKS&CAFEで、サンゴの生態や環境の変化などをスタッフがカラフルなイラストを使いレクチャーします。その後はビーチコーミング(*2)で海洋生物や砂、海藻などのサンゴを取り巻く環境を観察し、生き物たちが生きる上でのサンゴの重要性について学びます。レクチャーをはじめプログラム全体の内容は、「サンゴ学習推進団体わくわくサンゴ石垣島」の大堀則子氏が監修。サンゴが生き物であるということや、サンゴが生きるために必要なことなど、サンゴについて様々な深い学びを得ることができます。

(*2)海岸に打ちあがった漂着物を拾い、観察すること。

代表:大堀則子氏 2012年から、石垣島でサンゴ学習プログラムの開発 と授業を中心とした活動を開始。現在、石垣島内の 子どもたちへ地域の方と協力しながら、小学校への 学習協力を行っている。

わくわくサンゴ石垣島HP https://sango.wakuwaku35.net/

ビーチコーミングを通して海洋生物や砂・海藻などを観察し、サンゴの重要性を深く学んだ後は、シュノーケリングへ出発。亜熱帯の海洋生物たちが生きていく上で欠かせないサンゴの生態を、海の中で実際に見て学びます。約360種のサンゴが生息する国内最大のサンゴ礁「石⻄礁湖」(*3)では、白化現象の進行をはじめ、今日も環境が変化し続けています。シュノーケリングを通して、海の中の様々な状態のサンゴや生き物との関わりを間近で観察し、深い学びへと繋げることができる貴重な体験です。

(*3)出典:環境省HP「石⻄礁湖自然再生協議会について」https://www.env.go.jp/nature/saisei/kyougi/sekisei/case.html

体験で学んだことや気づいたことなどを「キラキラワークシート」にまとめます。シートに沿って記入し、海の中のサンゴと一緒に撮影した写真を貼り付けると、自由研究の完成。お部屋にはサンゴをテーマにした本も用意されているため、体験後もシートや本で学びを振り返ることができます。