伊豆の花暦

年間を通して多くの植物を楽しむことができる伊豆地方。界伊東では伊豆の花暦を館内の随所で感じられます。

つまみ和紙の花びらの色は季節の植物を表現しています。また、スクリーンには季節ごとにモチーフの異なる影絵が映し出されます。

伊豆の切り絵作家が手掛けた行灯は、季節の草花がかたどられ、あたたかい光を放ちます。

4枚の掛け軸は春夏秋冬を表し、色の付いた掛け軸はその季節を映します。

伊豆の椿や河津桜、藍など約20種類の葉や枝で染め上げた糸を使用し、機織り機で一本一本丁寧に作られたものです。

つるし飾り

伊豆稲取地区に伝わる伝統工芸で、鶴、猿、うさぎなど、愛らしい人形が連なります。子供達の長寿や健康などを願う意味が込められています。

三世代家族でゆったりと寛げる特別和室には、つるし飾りをモチーフにした大きなクッションも用意しています。

ご当地文化体験「手業のひととき」では、つるし飾りの人形に込められた意味合いを知り、作家の手ほどきを受けながら製作することができます。