2024年3月20日〜5月31日の間、⻄表島に棲む多種多様な生き物の友だちをつくるプログラム「友だち100匹できるかな」を開催します。島に棲む生き物と友だちであるナチュラリストガイドによる紹介や、フィールドでの生き物との交流を通じて、⻄表島ならではの多種多様な生き物の友だちができるプログラムです。

⻄表島にはどのような生き物が生息しているのか知ることから始まります。きっかけづくりとして、生息域によって色分けされた、生き物を描いたカードゲームを通じて、楽しく生き物の名前を知ります。また、島の生き物と友だちのナチュラリストガイドが、生き物のことを身近に感じられるよう、ピンクのブーツを履いた「おしゃれ好き」なイリオモテモリバッタ、腕立て伏せをする「筋トレ好き」なサキシマキノボリトカゲなど、特徴を分かりやすく紹介。「この子のことをもっと知りたい!」「自分と似ているかも」と生き物に親近感がわいてきます。

生き物について興味を持ったら、実際にフィールドに出て、気になるあの子を探しに行きます。それぞれの生き物の性格や習性、 友だちへのアプローチ方法の心得について、ナチュラリストガイ ドがサポート。さらに、フィールドスコープを使いながら干潟の生き物も観察するので、近づくとすぐに泥に潜ってしまう 「照れ屋さん」なシオマネキやミナミコメツキガニなど、干潟の友だちとも仲良くなることができます。⻄表島に生息する生き物は同類の中でも種や遺伝子の多様性が高いため、よく見て交流することで共通点を見つけることができます。

友だちになった生き物の特徴や、交流を通じて気づいたことを「友だちノート」にまとめます。貸し出し用のインスタントカメラで、友だちになった生き物の写真を撮り、プリントアウト。鳴き声や、 好きな食べ物など、生き物に関するシールやスタンプで、友だちの特徴を思い出しながら、ノートのデコレーションを楽しめます。家に帰った後も、身近にいる生き物に興味を持ち、ノートにまとめることで、友だちの輪を広げることができます。