たくさんの「青森ねぶた」がお出迎え
青い森鉄道の三沢駅から徒歩15分ほどにある「青森屋」は、客室が236室もある大きな施設。星野リゾートブランドでも、他とは趣向が違う、独自のホテルとなっています。敷地には、2012年まで運行していた、十和田観光電鉄線の廃線跡もあるとか。興味を惹かれます。
チェックインしてまずはお部屋へ。今回泊まるのは「あずまし半露天風呂」。離れのような入口の部屋の中に、ガラス張りの露天風呂が設置されています。畳に小上がり、そしてベッドがあり、和洋折衷で温泉との一体感があるお部屋。「青森ヒバ」でできている湯船や洗い場は、冬でも冷たくありません。
せっかくなので、さっそくお風呂をいただいてみます。 トロトロとした温泉は、24時間掛け流し! 壁がガラス張りなので、テレビを観ながら温泉に入ることができます。まるで自分の家でくつろいでいるみたい。好きな時にすぐ温泉に入れるって、すごく贅沢だなあ。
そろそろ夕食の時間なので、会場に向かいつつ、ホテル館内を探検してみます。じゃわめぐ広場にある見事な「ねぶた七福神」が目を惹き、思わず足を止めました。あまりに精巧な作りで、近づいてしげしげと眺めます。
広場を過ぎると今度は「りんごジュースが出る蛇口」がありました。蛇口をひねると、りんごジュースがいくらでも出てきます。子供の頃に見た夢のよう。うれしくなって、何杯もおかわりしてしまいました。周りに飾られているりんご1つ1つも、ねぶたのように、骨組みに和紙を貼って造られたもの。とってもかわいくて、お土産に買いたいくらいでした。
