風呂キャン派は損!入浴の3つの効果
“風呂キャン派”の声を聞くと、「疲れているからもう寝たい」「明日の予定もないし」「冬は汗をかかないし」「光熱費がもったいない」など。なるほど、現代人らしい合理的な理由です。忙しさやコスパ重視もよくわかります。
でも、だからこそお風呂なのです。湯船に浸かって疲れが取れるのは気のせいではありません。入浴には3つの医学的メリットがあるのです。お湯の温かさで血流がよくなる「温熱効果」、体が軽くなってリラックスできる「浮力効果」、さらに水圧によってむくみを和らげる「静水圧効果」です。
入浴研究の第一人者・早坂信哉先生も「湯船に浸かることは医学的におすすめ」としています。湯に身を沈めて、思わずもれる「ふぅ〜」という声。これはリラックスの副交感神経が優位になった証拠で、心身ともに最高の回復タイムなのです。老廃物が排出され、肌は清潔につややかに。深い眠りと翌朝の快適な目覚めまで手に入ります。“風呂キャン”はやっぱりもったいない!
