日本最古の湯と言われる玉造温泉
玉造温泉街はJR山陰線の玉造温泉駅からタクシーで5分ほど。タクシーは事前に予約しておきました。
玉造温泉は、一度来たことがあります。川沿いにずらりと大きな宿が並ぶ活気のある温泉街で、頻繁に音楽フェスなどお祭りをやっています。様々なホテルの浴衣を来た宿泊客が、それらを楽しみながら川沿いを歩いていました。私もそれに習って過ごし、大変よい印象を持っています。
「界 玉造」は黒く塗られた木の壁が際立つ、2階建てのこぢんまりとしたお宿。中庭を囲むように24室が配置されています。木々に囲まれて大変落ち着いた雰囲気です。周りに大きな建物が多いので、より一層そう感じます。
フロントから部屋に向かう際に、赤い「太鼓橋」を渡ります。まるで特別な世界への入口のよう。左右の一面のガラス窓から、お庭が見えます。
1階は回遊できるようになっており、廊下に沿ってぐるりと客室が配置されていました。フロントのちょうど反対側に大浴場、さらに進むとお食事処などがあり、またフロントに出ることができます。
案内されたお部屋は広くてびっくり! 日本酒の樽をテーブルに見立てたり、それに合わせて天井も樽のようなカーブになっていたりと、造りが大変凝っていました。全体に木が使われていて、やわらかい印象。木の香りも相まって、ゆったりと過ごすことができそうです。
