北海道・川湯温泉
北海道・川湯温泉
阿寒摩周国立公園内、硫黄山(アトサヌプリ)の北にある温泉街。湧出した湯が川となって街の中を流れ、旅館や共同湯には掛け流しの源泉が満ちあふれています。火山性の成分豊富な泉質で、酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ)-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。屈斜路湖と摩周湖を結ぶ道中にあり、観光やトレイルのベース地にも最適です。
濃厚な温泉川が流れる道東の名泉
数十万年前から活動が続き、今も噴気孔からモクモクと白煙が上がる硫黄山(アトサヌプリ=アイヌ語で「裸の山」の意)。小山のような硫黄結晶が見られ、明治期には硫黄採掘が行われました。街の湧泉は、摩周湖の伏流水が硫黄山地下のマグマに熱せられ、岩盤を通って4㎞先の温泉地で自噴したもの。pH1.7の強酸性硫化水素を含む明ばん・緑ばん泉が、まさに湯の川となり屈斜路湖まで注いでいます。
環境省による「国立公園満喫プロジェクト」に一帯が指定されたことを契機に、2023年には「川湯温泉街まちづくりマスタープラン」を策定。国立公園の原生の森に溶け込み、稀有な温泉を活かした街を目指して、魅力発信と新たな街づくりが始まっています。
観光スポット
西方約2㎞には日本最大のカルデラ湖「屈斜路湖」が。東には高い透明度の神秘の湖「摩周湖」もあります。「つつじヶ原自然探勝路」は街から硫黄山までエゾイソツツジの群落などを見ながら散策できる約2.5㎞の小径。「硫黄山」では迫力ある噴気孔見物ができます。