青森県・大鰐温泉
青森県・大鰐温泉
青森県中南部の城下町・弘前から電車で約10分、東北自動車道大鰐弘前I.C.からも近くアクセス至便。あじゃら山麓の平川沿いにノスタルジックな温泉街が広がります。約800年前の開湯と伝わる湯場が、改築しながら今も共同浴場として使われ一般入浴も可。近隣に大鰐温泉スキー場があり、冬はスノースポーツと雪見風呂が満喫できます。
津軽の奥座敷「大鰐の湯っこ」
平安末~鎌倉初期、東国を行脚していた円智上人が発見したという歴史の湯。江戸時代には津軽藩の初代藩主為信が重い眼の病を治したとも言い伝えられています。全国的に名が広まったきっかけは、江戸時代後半に発行された温泉の見立て番付「諸国温泉効能鑑」。「津軽大鰐の湯」として紹介され、明治時代に奥羽本線大鰐駅が開業すると多くの湯治客が訪れるようになりました。「湯っこ」とは東北地方の言葉で温泉のこと。「大鰐の湯っこ」は津軽の奥座敷として長く親しまれてきたのです。無色透明のまろやかな湯は、塩化物-硫酸塩泉。あじゃら山を含む周辺の山々が約350万年前~130万年前に噴火活動した火山由来の熱水と考えられています。
観光スポット・ご当地グルメ
地域では入浴以外でも温泉を活用し、温泉熱と温泉水のみを使って栽培する「大鰐温泉もやし」は津軽伝承野菜の一つ。「大鰐温泉つつじ祭り」、夏の風物詩である土用の丑の日の「丑湯まつり」、「大鰐温泉ねぷたまつり」など四季折々の行事も見ごたえがあります。
アクセス
星野リゾートの温泉宿
界 津軽
津軽に息づく文化と四季を巡る宿
歴史ある名湯・大鰐温泉を青森ヒバの湯殿で堪能できる温泉旅館。かまくらのようなアーチ型の屋根が付いた露天風呂に浸ると、 津軽こぎん刺しや弘前ねぷたの灯篭が浮かぶ水庭を眺められ、四季を愛でるひとときを過ごせます。