隣人と水を共有する バリの治水文化「スバック」
バリには、隣人たちと水を共有する「スバック」という治水文化があります。9世紀から1000年以上もの間、共同体の助け合いの精神で、美しい棚田を潤してきました。
ウブドの原風景
バリでは、神と人、人と人、人と自然の調和を保つことにより、人々が幸せに暮らせると考えられています。田んぼの風景やそこでの人々の営みは、その価値観を象徴しています。
敷地内を流れるスバック
星のやバリの敷地内には近隣の集落の「スバック」(用水路)から水が引き込まれています。世界遺産に指定され、棚田を潤す水利システムを身近に感じることができます。
水音に耳を澄ませて
パブリックスペースの庭を縫うように流れるスバックは、ウブドの水の恵みを象徴する存在です。敷地内のどこにいても心地よい水音が聞こえてきます。