化石燃料に頼りすぎない冬
冷涼な軽井沢は冬の寒さを乗り切る暖房に灯油を利用。しかし星のやでは、温泉が湧くこの地の地中熱を利用した暖房システムを導入し、化石燃料に頼らない冬を実現しました。
100年以上前から続けていること
星のや軽井沢の前身である「星野温泉旅館」は、開業間もない1917年に水車発電、1929年には水力発電に成功し、現在でも敷地内の発電所から電力を供給しています。
エネルギーは「EIMY(Energy in my yard)」で
「EIMY」とは、「自ら使うエネルギーはできるだけ敷地内で生産」という考え方。水力発電や地中熱利用システムなどで、エネルギー自給率に置き換えると約7割(68% 2017年当時)を自給しています。
エネルギーが生まれる景色
谷の集落を流れる川は、その下流にある水力発電所のために調整池の役割も担っています。そして、せせらぎに包まれる水辺の景色も作り上げています。