手業のひととき「山中塗の木地師があつらえた無垢の酒器で日本酒を味わう体験」

界では地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々と連携したご当地文化体験「手業のひととき」を実施しています。界 加賀では、山中塗の木地師があつらえた無垢の酒器で日本酒を味わう体験をご用意しています。
■「手業のひととき」とは
地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方の希少な技を間近で見たり、一緒に行うことができるご当地文化体験です。旅先で地域の方の営みに触れると新鮮な気持ちになったり、心が豊かになる。そんな「ひととき」を全国の界でご用意しています。
■山中塗の木地師があつらえた無垢の酒器で日本酒を味わう
石川県の3 大漆器として「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」に並び、「木地の山中」と評される山中塗の木地挽きの技を見学します。普段、目にすることのない木地師の工房と、その手業をご覧いただける貴重な体験です。本来は、木地師があつらえた木のままの器を使うことは出来ませんが、特別に夕食時に使用いただけます。
木地師の技を見学
宿泊当日、2種類の酒器の形から好きな形を選び、その場で木地師がろくろを回しながら酒器をあつらえる工程を見学します。ろくろで木を削る工程では、一面にふわっと木の香りが広がり、木目模様を活かした自然な風合いの酒器が完成します。
夕食時、あつらえた酒器で乾杯
通常の工程だと挽物木地の酒器に、拭漆の工程を行い、漆器として完成しますが、特別に無垢の酒器を夕食の乾杯に使用します。木の香りが残る酒器でたのしむ日本酒は格別です。
お酒の口当たりの違いを楽しめる器3種比べ
今年は、日本酒の味わい方にもこだわり、木地師にあつらえてもらう無垢の器に加え、形が異なる深さがない「盃型」と高さがある「筒型」の2種類の器を用意します。
うことから、一口で味、香りともに深く感じることができます。木地師の技術を見学した後だからこそ、日本酒の味わい方まで想像しながら飲み口や深 さまで考えられて作られていることをより実感します。
酒器は漆で自分好みに仕上げる
夕食後、酒器はスタッフが預かります。茶色・朱色・黒色のいずれかの色の漆で丁寧に仕上げ、後日、ご自宅に発送します。自分好みに仕上げてもらった酒器が、旅の思い出となります。 ※酒器の形は実際と異なります。
■創作美術漆器「株式会社 西本」西本 浩一氏
1966年、加賀市生まれ。1990年より漆器制作に携わり、2009年に独立した後、多くの職人たちを束ね、主に茶道具を中心に作品を生み出しています。完成までに数年を有する茶道具の棗など、美術的価値の高い作品を、茶道文化の中で鍛えて、制作を続けています。

手業のひととき「山中塗の木地師があつらえた無垢の酒器で日本酒を味わう体験」 | |
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期間 | 2023年9月1日~2024年2月29日の平日※除外日:12月28日~1月5日 |
開催時間 | 宿泊初日 11:00AM~/1:00PM~/3:00PM~のいずれか |
所要時間 | 90分 |
対象 | 年齢制限なし |
含まれる内容 | 木地師の技を見学、酒器(器は完成後、ご自宅へお送りいたします。) |
料金 | 1名 12,000円(税込み、宿泊費別) |
定員 | 1日2組4名(1組あたり1名~4名) |
集合場所 | 工房なかじま(現地集合解散) |
スケジュール | 1日目1:00PM 手業のひととき「木地師が酒器を削り出す技を目の前で見学」 2日目8:00AM ご朝食 |
開催言語 | 日本語 |
申し込み期限 | 7日前までにWEBより要予約 |
注意事項 | *事前に宿泊予約(プラン予約)が必要です。 |