祇園祭をとことん堪能するイベント「祇園ぐらしのお祭りいろは」
毎年7月1日から1か月にわたり開催される「祇園祭」をテーマに、地元のひとならではの祇園祭の過ごし方を体験できる期間限定イベントを開催。ツウに祇園祭を楽しむ、特別な夏の京都旅になること間違いなしです。期間は、2024年6月14日~7月31日まで。
「祇園祭」を深く知り、楽しむ3つの仕掛け
祇園祭の魅力を詰め込んだ「OMOベース」
祇園祭と言えば、その象徴的な行事の一つに「神輿渡御」があります。その神輿3基を中心に、100年以上も変わらぬ製法で作り続ける老舗「小嶋商店」のオリジナル提灯と 芸舞妓がご近所への挨拶まわりの際に配る「小丸屋 住井」の京丸うちわでOMOベースの華やかな装いに彩ります。
さらに、地元の方々が祇園祭を愛する理由や生活の一端を知るために、祇園祭で用いられる縁起物やアイテムも豊富に揃えられています。 厄除けの意味合いを持つ粽(ちまき)や、手ぬぐいなど、祇園祭の奥深さを感じることができるOMOベース。 この機会に、祇園祭の真髄を味わってみてはいかがでしょうか?
祇園祭の実はを知る「ツウな祇園祭いろは」
八坂神社や京都各所で7月1日〜31日に行われる行事や、地元の芸舞妓や氏子(うじこ*5)がするお詣り方法「御千度詣(おせんどまいり)」など、地元の方の祇園祭の楽しみ方をOMOレンジャーが宿泊者様限定にわかりやすく解説。
さらに、祇園祭期間中には京都の多くの和菓子屋で、期間限定の和菓子が販売されます。 当講座では、その中でもここでしか味わえない贅沢な和菓子を提供します。ご近所の「祇園 鳴海屋」の祇園祭限定和菓子を冷抹茶とともに楽しんでみてください。 限定和菓子は、提灯の形をした生菓子に、八坂神社の神紋「唐花木瓜紋」が刻まれています。この神紋は、神事で使用される提灯にも使用されるほど、祇園祭の象徴的な印です。
期間 | 2024年6月14日~7月31日 |
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開催時間 | 17:00〜 |
所要時間 | 約30分 |
料金 | 500円 (税込) |
含まれる内容 | 「ツウな祇園祭いろは」参加費、祇園祭限定和菓子、冷抹茶 |
定員 | 約15名 |
注意事項 | ・本アクティビティは宿泊者様限定です。 ・前日22:00までに予約 ※当日空席がある場合は開始前まで受付可能 |
予約 | 詳しくはこちらから |
名入れ京丸うちわで、より祇園祭の散策を楽しむ
祇園祭の華やかな雰囲気を一層楽しむために、芸舞妓がお茶屋や料亭に配る京丸うちわを作り続けている「小丸屋 住井」の名入れ「京丸うちわ」を注文することができます。 ご自身のお名前が入ったうちわのもう片面には、八坂神社の神紋「唐花木瓜紋」が印字されます。
この名入れ京丸うちわを手にして、涼しい風を感じながら夜の散策や御千度詣を楽しむと、祇園祭の雰囲気がより一層身近に感じられることでしょう。 自分だけの特別な装いで、祇園祭を存分にお楽しみください。
料金 | 1枚4,400円(税込) |
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注意事項 | ・宿泊日から2週間前までにご予約ください ・返品/交換は承っておりません |
予約 | 詳しくはこちらから |
日本3大祭りの1つ「祇園祭」とは
京都を彩る夏の「風物詩」
八坂神社を中心に、毎年7月1日から7月31日まで1か月にわたり行われるこの祭典は、疫病退散を祈願する大切な行事です。
7月17日の神幸祭(しんこうさい・前祭)や7月24日の還幸祭(かんこうさい・後祭)、そしてその宵山や山鉾巡行などが、広く知られています。特に山鉾巡行は、動く美術館と称されるほどの壮観さで、人々を魅了します。
祇園祭は元々疫病退散のために行われており、巡行しながら厄を鉾に集め、地元の鉾町に戻るとその厄を払うため、鉾を解体するのが通例です。1か月間にわたって神事が執り行われる中で、最も重要な行事は「神輿渡御(みこしとぎょ)」です。八坂神社から神泉苑(二条城のお膝元)まで神輿を渡御し、御旅所で17日から24日まで祀られたのち、八坂神社に還されます。
祇園祭は、1979年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2009年にはユネスコ無形文化遺産に登録され、国内外で注目され続けています。