2024年10月1日~10月31日の期間「タオタオモナハロウィン」を初開催します。このイベントでは、チャモロ語で「ヌヌ」と呼ばれるバンヤンツリーのジャングルのような空間が館内に登場。子どもたちはグアムに伝わるジャングルの精霊「タオタオモナ」に仮装をしてグ アムの文化に触れたり、ジャングルに入る前に捧げるお祈り「グエロ ヤン グエラ」を唱えて精霊にクッキーをもらったりデコレーションをしたりして、グアムらしいハロウィンを満喫することができます。

グアムのジャングルにはタオタオモナという森の精霊が住んでいると言われています。タオタオモナは「以前の人」という意味で、ご先祖さまが森の精霊となって自然を守っているというグアムの言い伝えです。ジャングルで悪いことをするとその人に災いが起きるとして恐れられており、人々はジャングルに入る前には「グエロ ヤン グエラ」というお祈りを唱えて森の精霊に許しをもらいます。

タオタオモナの中には、生きている人間に悪さをする悪霊もいます。例えば、許可なくジャングルに入り込んだり、ジャングルの物を勝手に持ち帰ったりすると、悪霊にいたずらされてしまいます。「タオタオモナハロウィン」では、タオタオモナに生きている人間と わからないように、ケープで仮装して出かけましょう。

「タオタオモナハロウィン」では、チャモロ語でヌヌと呼ばれるバンヤンツリーの装飾を館内のロビーエリアに施し、グアムのジャングルを再現します。ヌヌの木の下に設置されたハンギングチェアには、タオタオモナに扮装したスタッフが子どもたちを待っており、 子どもたちがジャングルに入る前に捧げるお祈り「グエロ ヤン グエラ」を唱えるとタオタオモナと会話ができたり、クッキーをもらうことができます。

タオタオモナからもらったクッキーは、その場でシュガーデコレーションをすることができます。オレンジや紫色などハロウィンカラーのアイシングを使ってクッキーにハロウィンにちなんだ絵柄を描いたり、キラキラ光るシュガースパークルを使ってデコレーションしたりして、オリジナルのクッキーを作ることができます。