海とつながるアトリエ
表現に出会い、創造力を遊びこむリゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ大阪」は、2023年6月1日〜9月30日の期間、泡、波、光の現象や貝、サンゴなどの自然素材から海の世界の楽しさを創造する「海とつながるアトリエ」が誕生します。ギャラリーでは、海作家(*1)がつくる、体験型の展示。プロジェクトルームでは、生命の源でもある「水」の表情(動き、形、音)をじっくり観察して、自分なりに解釈していく探究プロジェクト「海とあそぶ」を実施します。また、夏休み期間は、アトリエで興味、関心を持ったことを家に帰ってからも探究ができるよう、自分の好きとつながる「標本箱」をプレゼント。子どもたちが触って、感じて、考えて、主体的な表現をアトリエリスタと一緒に体験できるアトリエの誕生です。*1海作家:海や水を題材としたアート作品を展開する作家のこと
海とつながるアトリエについて
リゾナーレ大阪のアトリエからは大阪湾と港が一望できます。その港では、世界各国とつながる船舶の往来があり、たくさんの荷物が運ばれます。島と島や、国々をつなぐ海には、流れがあり、水の循環や生命の循環、私たちの生活にとって欠かせないものです。この夏は、アトリエの目の前にある「海」をテーマに、さまざまなアプローチから、子どもたちが自分と海とのつながりを感じてほしいと思い、「海とつながるアトリエ」の誕生に至りました。
特徴1 アトリエの目の前に広がる海とのつながりを感じる体験型ギャラリー
アトリエに入ると大きな窓越しに光と海が目に飛び込んできます。そこに、海作家がインスタレーション(*2)をつくります。作品のタイトルは、「ぐる・ぐる・ぐる・ぐる」。水の粒にみたてたボールを作品の上に落とすと、雨のように右、左へと流れ、最後は自分の元へ戻ってきます。きれいな水もそうでない水も最終的にはすべて自分の元へ返ってくるという作家からのメッセージに触れることができる空間です。*2 インスタレーション:据え付け、取付け、設置の意味から転じて、展示空間を含め作品とみなす手法
海作家 渡邉 加奈
1982年、大阪府生まれ。2011年、大阪芸術大学美術学科卒業後、海や水を題材にし、平面・立体・インスタレーションなど多岐にわたる制作を展開し、活動している。2011年から大阪や関西で個展をひらき、2015年には、「ヤングクリエイターズ アワード2015」優秀賞を受賞。
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特徴2 楽しみながら感性を育むプロジェクト「海とあそぶ」
プロジェクトルームはまるで海の中に潜り込んだかのような、子どもたちがゆったりのんびりできる空間です。そこでは、不思議と驚き、楽しさ、そして美しさと出会うことができます。探究のパートナーである芸術の専門家「アトリエリスタ」が、海から選んだ自然素材や、生命の源でもある「水」を、子どもたちがさまざまな角度から探究できるような環境を用意。海というテーマについての一般的な知識や、大人が用意した面白さを教える教育ではなく、子どもが主体的に興味を見つけ、感じ、どう考えるか、一人ひとりの視点を丁寧に見守り「問い」を投げかけます。海に行ったことがある子どももない子どもも、海の光や深さを感じることができる空間の中で、本物の素材に触れ、自分の視点から面白さを考えたり、創造したりする探究の場となります。
特徴3 自分の好きとつながる標本箱
アトリエでの素材との出会いを通して、家に帰ってからも、興味や関心を持った素材への探究を続けられるよう、夏休み期間限定で、「標本箱」をプレゼントします。見つけたものの中からどれを入れるか、じっくり見て、触って、考える時間を大切にしながら、貝殻や木の実、葉っぱなどの自然物でそろえたり、同じ色のものだけ集めたり。家の中や、住んでいる街、旅行先で、自分の“好き”を集めた標本箱をつくることができます。この標本箱づくりが、自由研究につながるかもしれません。
期間 | 2023年7月20日〜8月25日 |
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営業時間 | 9:00 AM~6:00 PM(アトリエ営業時間) |
対象 | アトリエを利用する子ども |
料金 | アトリエ滞在料金に含む |
期間 | 2023年6月1日~9月30日 |
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開催時間 | 9:00 AM~6:00 PM(アトリエ営業時間) |
料金 | アトリエ滞在料金に含む |
場所 | リゾナーレ大阪アトリエ |
注意事項 | リゾナーレ大阪宿泊者限定 |