表現力を遊びこむリゾートホテル「星野リゾート　リゾナーレ大阪」は、2024年6月1日～9月30日の期間、地球に優しく快適に過ごせる夏の「涼」を発見したり、つくったりする探究型プロジェクト、“涼しさ”に出会う「風を探す旅」を実施します。夏のプロジェクトルームに、ダイナミックな風が吹きあがる「風の装置」を用意。鳥の羽や葉物、リボン、オーガンジーの軽やかな布が風に舞い上がります。紙コップやコースターなど、身近な素材も使って、どんな素材が、どんな姿で風に乗るでしょうか。見えないはずの風の形や動きをとらえて、自分の感じるイメージや想像を膨らませながら、探求を深めます。また、「風のまち」はさまざまな風が訪れる架空の世界です。そこはユニコーンやドラゴンなど、風を好む生きものたちの棲みかでもあります。風の動きや音の探究をしながら「風のまち」に風を起こします。どんな風が吹き抜けると、まちに棲む生きものたちは涼しげな表情を見せてくれるのか、心地よい風を探す旅に出かけましょう。探究のパートナーであるアトリエリスタと一緒にこれから訪れる暑い夏、どんな風が遊びに来てくれたら嬉しいか、自分にとっての風や涼しさを探す旅がはじまります。

陽差しを避けて涼しい風だけを住まいに通す簾、目にも耳にも冷んやりとした感覚を届ける風鈴、小さくてもどんな場所でも自分の周りに風をおこしてくれる扇子など、日本人は昔から「涼」を味わう知恵や道具を持って生活をしてきました。また、風を詠んだ和歌も多く、心身ともに風と向き合って過ごしてきた文化があります。現代は科学技術の進歩とともに、効率的、効果的に涼しく過ごすことが可能ですが、同時に地球温暖化の問題も見過ごせなくなってきています。日本が昔から持っている五感で味わう美の感覚を使って、サスティナブルで地球に優しく快適に過ごせる夏の「涼」を子どもたち自身が発見したり、感じたりしてほしいという思いから、当プロジェクトの実施に至りました。