山口県・長門湯本温泉
山口県・長門湯本温泉
住吉大明神による神授の湯と伝わり、起源は約600年前。県内で最古の温泉として知られています。2016年から温泉街の再生プランがスタートし、今では若者や家族連れにも人気の魅力あふれる温泉街へと生まれ変わりました。福岡からは高速バス、新山口からはジャンボタクシーなど、さまざまな方面からアクセスできます。
活気があり散策したくなる温泉街
1427年、大寧寺の定庵禅師の恩に報いるため、住吉大明神が温泉を沸かせたという伝説のある地。街の中心の共同湯「恩湯」では、岩盤から源泉が湧き出る様子を見ながら温泉に浸かれます。やわらかな肌触りのアルカリ性単純温泉で、角質が落ち肌がツルツルに。1980年代頃までは団体客などで賑わっていた街ですが、その後は客数が減少。地域の衰退を危惧した長門市と星野リゾートが官民連携し、地元と一緒に「温泉街のリノベーション」を行いました。改装した共同湯の脇には美しい音信川が流れ、萩焼のギャラリーやクラフトビール店、土産物店なども並び、温泉街らしく楽しげな風情。湯浴みの合間のそぞろ歩きが旅の満足度を上げてくれます。
観光スポット・ご当地グルメ
街の中心から徒歩約13分で行けるのが、温泉の起源と深い関わりのある「大寧寺」。曹洞宗屈指の名刹です。音信川に掛かる6本の橋は景観が良く、絶好の撮影スポット。幻想的なライトアップや萩焼の企画展、桜、蛍、紅葉など四季折々のイベントも充実しています。
アクセス
星野リゾートの温泉宿
界 長門
屋敷門を抜け温泉街をそぞろ歩く宿
江戸時代の「御茶屋屋敷」をデザインした造りが特徴の温泉宿。岩盤から染み出る源泉を引いた宿の湯は、アルカリ性が強めでとろりとした泉質。源泉かけ流しを楽しめます。湯浴みの後は川沿いの遊歩道や温泉街のそぞろ歩きに出かけましょう。