2024年3月15日～6月20日の期間、メインダイニング「OTTO SETTE NASU」にて春限定のディナーコースを提供します。春に旬を迎えるふきのとうや菜の花、花ニラなどをイタリアトスカーナ州の郷土料理の手法と掛け合わせた全8品のディナーコースです。

OTTO SETTE NASU のコンセプトは、イタリア語で「地域×地域」を意味する「Regione(レッジオーネ)×Regione(レッジオーネ)」。イタリアトスカーナ州の郷土料理を栃木県・那須に親しみのある食材を使用して提供します。当リゾートが位置する場所は農作物を育む風景が広がり、酪農も盛んな地域です。地域の生産活動に触れる体験を軸に、リゾートホテルでの食事やさまざまなアクティビティを提案する「アグリツーリズモリゾート」として、この地に親しみのある野菜やチーズなどをふんだんに使用。トスカーナ州に似た土地柄であることから、那須で親しまれている食材をトスカーナ州の郷土料理の手法と掛け合わせて提供します。さらに、選りすぐりの自然派ワインを軸とした、料理に合わせたワインペアリングも用意しています。

那須の恵みをふんだんに盛り込んだ一皿「農園のピンツィモーニオ」。那須に縁のある陶芸作家、小野澤 弘一（オノザワ コウイチ）氏が焼き上げた黒皿には、彩り豊かな野菜に加えて、那須で生産が多いチーズやヤシオマスが並べられ、一目で恵みを感じます。スティック野菜は手でつまみ、収穫しているような感覚で食べられる一皿です。みずみずしい野菜をバーニャフレッダソースと組み合わせて楽しみます。

直径約1mmほどの繊細なパスタ カッペリーニに、春に甘みが増す味恋トマト（＊）を使用した滑らかなソースを合わせます。さらにトマトのジュレ、クリーミーなフレッシュチーズのブッラータを添え、パリッとしたトマトの皮のチップをのせます。大地に育まれた鮮やかな色と味を感じる一皿です。 ＊味が濃く、フルーツ感覚で食べられる那須塩原ブランドのトマト。

魚料理は、皮目に焼き目を付けた後、蒸してやわらかくふっくらとさせたイワナに、ニラや菜の花、パリッとした食感のイワナの皮を添えて提供します。香り高いニラやパルミジャーノをのせ、香ばしく焼き上げた付け合わせのウドは、イワナの持つ淡白な味わいとよく合います。イワナのブロードと合わせみそを 使用したソースの旨みや芳醇な香りとともに楽しむ一品です。

メイン料理は、炭火で香ばしく焼き上げた、牛フィレ肉です。付け合わせのアスパラガスや姫人参などの野菜をハスの葉と塩釜で包み、オーブンで焼き上げることで、素材本来の甘味とハスの香りを堪能できます。また、コンディメントのふきのとうのソースには、わさびやねぎを合わせており、爽やかなわさびの辛みとふきのとうの程よい苦みで牛肉の旨みを存分に楽しめます。

エディブルフラワーを散らし、春らしく華やかな見た目に仕上げたデザート「苺のセミフレッド」。旬の苺を使用した、ふわふわのメレンゲムースと、なめらかな口当たりのセミフレッドで、ミントアイスを挟みました。セミフレッドの上には白ワインで煮詰めた苺のコンポートとパリパリとした食感の飴細工をのせることで、食感の違いを楽しめる一品です。甘酸っぱい苺のソースやアクセントのオリーブオイルでさっぱりと味わうことができます。