パナソニックと共同し、2024年12月21日より「光と向き合う探究型プロジェクト」を開催。本プロジェクトでは、パナソニックが独自に開発中のIoT照明の試作機「ILLUMME(イリューム)」を活用します。光という存在と向き合い、光が持つ特徴や、鏡やアクリルなど身近な素材との関係性を探ることで、子どもの感性を刺激し、新たな光や空間の在り方を発見することを通して、創造力を育むことを狙いとしています。

本プロジェクトを通して光との出会いから探究を深める活動を段階的に展開します。まずは、アルミやプリズムなどの形や透過性の異なる素材と光を使い、光がもつ特性(反射・透過・屈折)の不思議さや面白さと出会います。そして、光の色や明るさの強弱を自由に変えられるILLUMMEの機能と素材を掛け合わせることで、身近にある光の新たな一面を知り、創造力を膨らませていきます。探究をサポートするアトリエリスタとともに、光と素材、色を自由自在に組み合わせ、思い思いに光の表現を展開していきます。

「ILLUMME(イリューム)」は、プログラミングで自由に光を操ることのできるIoT照明の試作機です。球体の全方位に配置したフルカラーLEDで、空間を多彩に演出することができます。パナ ソニックは、「プログラミング」と「対話を通じたアート鑑賞」を組み合わせ、学校やアート施設などでひかりのワークショップを開催してきました。感性を軸とした創造的な学びの授業を実施し、光の持つ可能性や、製品の新たな価値を模索しています。