リゾナーレ大阪を協働運営しているまちの研究所株式会社では、関連会社にて認可保育園・認定こども園「まちの保育園・こども園」を都内6ヶ所で運営しています。園では、子どもの創造性・表現に価値をおいて、地域ぐるみの保育に取り組んでいますが、その中でご縁があり近隣の企業でもある株式会社イッセイミヤケさまより素材を提供いただき、子どもたちと布との出会いを保育活動に取り入れています。今回、リゾナーレ大阪の春のプロジェクトを考えるにあたっては、「イッセイミヤケ」の生地が持つ物語が、テーマである「Blooming flowers」の中で、子どもたちの豊かな創造性につながると感じ、声をかけさせていただきました。

「イッセイミヤケ」の洗練された布と出会った子どもたちは、日常で服を着る以上の関係性を布との間に発見していきます。一枚の布を「着こなす」面白さ、「のせる・まく・つつむ」といった身体と融合していく可能性、自分の動きに合わせて生き物のように変化する不思議さ。心が弾むと色が踊り、素材との関係性を探究しながら「表現」する姿がそこにはあります。生命力に溢れた春の「Blooming flowers」のプロジェクトの中で、「イッセイミヤケ」の布とともに、自分の感性を咲かせる子どもたちを、楽しみにお待ちしています。