お知らせ

大切にしてきた暮らしが 今もここにはある (建築)

沖縄を象徴する風景として使われることの多い赤瓦の建物は、竹富島に現存する国の「重要伝統的建造物群」。星のやの建物は「竹富島景観形成マニュアル」に従い、島の伝統的な様式を踏襲しています。

グックとフクギに守られて

建物の周りには琉球石灰岩を石積みした「グック」と呼ばれる石垣を巡らせ、フクギ(福木)を植えて台風や北風からの防風や防火の役割を果たしています。

南風(パイカジ)の通り道

幸せを運ぶと伝えられる南風を取り込むため、客室の南側には大きなガラス窓が設けてあります。北側のガラス戸を開けると風の通り道が出来、心地よい風の間に。

魔除けのヒンプン

ヒンプンは路地からの目隠しと、魔除けの意味を持つ石積みの壁。ヒンプンの右側は神様が使う道とされ、ハレの日やお客様を迎える時だけ使用し、日常では左側を通ります。

ホウキ目が美しい白砂の道

島の道には海岸から運んだ白いサンゴの砂が敷かれています。月明りの夜道を明るくしたり、疫病を防ぐ清掃などの意味があり、毎朝竹ぼうきで道を清めるのが島の日課です。