九州の温泉地ガイド
九州の温泉地ガイド
湯量・泉質に恵まれた温泉天国
九州は国内に111ある活火山のうち17が集まる火山の密集地帯。火山性の温泉がいたるところで湧出し、日本の源泉数の約3分の1が集まっています。こうした土地柄から古くは湯治場や温泉街、近年は温泉リゾートも発達。バラエティ豊かな泉質や入浴法、噴気を活かしたグルメなど多様な温泉文化に触れられるのは九州ならではです。
九州で人気の温泉
大分県・別府温泉
温泉湧出量・源泉数、共に全国1位を誇る温泉郷。別府市内に泉質も風情も異なる温泉地が点在し、総称して「別府八湯」と呼ばれます。「海地獄」「血の池地獄」など個性ある源泉を巡る「地獄巡り」は大迫力の景観です。
界 別府
別府湾を望む全室オーシャンビューの宿
大分県・由布院温泉
雄大な由布岳の麓に広がる、洗練された湯の里。「東の軽井沢、西の由布院」といわれる国内屈指の温泉地で、豊富な湯量と無色透明のやさしい泉質が特長。温泉街の先にある金鱗湖の散策はリフレッシュに最適です。
界 由布院
由布岳を望む開放的な露天風呂で寛ぐ宿
熊本県・黒川温泉
大分・熊本県境の山間にあり、渓流沿いに約30軒の宿が立ち並ぶ様子は風情満点。多くの宿が趣きのある露天風呂を備え、旅館組合発行の「入湯手形」を購入するとその中から3軒を選んで湯巡りができます。
写真提供:熊本県観光連盟
佐賀県・嬉野温泉
開湯は約1,800年前、神功皇后の伝説が残る古湯。江戸時代には長崎街道を行き交う武士やオランダ商人たちで賑わい、往時を彷彿とさせる建物が残ります。重曹を含むぬめりのある湯は体が温まり肌がツルツルになると評判です。
写真提供:佐賀県観光連盟
鹿児島県・指宿温泉
世界的に珍しい天然の「砂むし温泉」が有名。海岸に湧く湯で温められた砂に体を埋める入浴法です。薩摩半島南端に位置する、温暖でトロピカルな雰囲気の温泉リゾート地で、温泉卵を乗せたご当地グルメも味わえます。
写真提供:指宿市観光課
九州でおすすめの温泉
長崎県・雲仙温泉
昔から山岳信仰や湯治の場として開けた、島原半島・雲仙岳麓の温泉地。温泉街は古湯・新湯・小地獄の3エリアに分かれています。一帯は日本初の国立公園で、噴気が上る雲仙地獄や四季の植物など見どころ満載です。
界 雲仙
雲仙地獄の効能豊かな泉質を感じられる宿
大分県・瀬の本温泉
阿蘇くじゅう国立公園内、標高約1,000mの瀬の本高原に湧く湯。草原の牧歌的な風景に加え、東にくじゅう連山、南に阿蘇五岳を遠望できます。湯は心身を癒す単純温泉など。周辺にも歴史ある筋湯温泉など名湯が点在します。
界 阿蘇
全12棟の露天風呂付離れがある贅沢な宿
鹿児島県・霧島温泉
霧島連山南麓に広がる大小の温泉地の総称。幕末の志士ゆかりの湯など、歴史探訪も楽しめます。霊峰・高千穂峰には天孫降臨の神話があり、ニニギノミコトを祀った霧島神宮はパワースポットとしても有名です。
界 霧島
全室から桜島を見渡す絶景を楽しむ宿
九州の温泉に関するよくある質問
Q:九州に温泉が多い理由は?
九州に温泉が多い主な理由は、活発な火山活動と複雑な地質構造です。火山活動による豊富な地熱と、多様な地質が地下水と反応することで、多種多様な泉質が楽しめます。
Q: 九州の温泉旅行のベストシーズンはいつですか?
九州の温泉は一年を通して楽しめますが、気候の良い春や秋は特に人気です。星野リゾートの九州周遊旅(航空券・宿泊がセットになったプラン)を紹介しているページも旅行計画の参考にご覧ください。
Q: 九州の温泉地でペットと一緒に泊まれる宿はありますか?
一部の温泉地にはペット同伴可能な宿泊施設があります。また、星野リゾートでは愛犬と泊まれるホテル・旅館が九州にもあります。愛犬と旅を楽しめる施設をまとめたページもご覧ください。